文房具店や雑貨店で手帳コーナーが盛り上がる時期になりました。
そろそろ来年に向けた手帳の購入を検討している方も多いかと思います。
手帳と言えば1月始まりが当たり前かと思いきや、今は4月始まりや10月始まりの手帳も発売されているんです。
その中でも、10月始まりが人気のようなのです。
今回は、10月始まりの手帳が人気を集めている理由や、10月始まりの手帳を使うメリットとその選び方についてまとめてみました。
手帳選びに悩んでいる方や、より効率的な時間管理を目指している方にとって、参考にしていただけたら幸いです。
- 10月始まりの手帳がなぜ人気なのか
- 10月始まりの手帳を選ぶメリット
- 長期的な目標管理に10月始まりの手帳が適している理由
- 10月始まりの手帳の特徴と選び方
なぜ10月始まりの手帳が人気なのか
- 年末年始を避けて前もって手帳準備ができるから
- 海外の影響を受ける仕事に便利だから
- 目標管理がしやすいから
年末年始を避けて前もって手帳準備ができるから
まず、年末年始の忙しい時期を避けて、手帳の準備を余裕を持って進められる点が挙げられます。
12月から1月にかけては、ほとんどの人が年末の締め切りや年始のイベントで忙しくなるため、新しい手帳の準備に十分な時間を確保できないことが多いです。
1月始まりの手帳は新年を迎える象徴的なアイテムですが、手帳に切り替える時期がちょうど慌ただしい時期と重なるため、時間が足りないと感じることが少なくありません。
その点、10月始まりの手帳を選ぶことで、年末のピークを迎える前にゆっくりと手帳を整え、来年の計画を立てることができます。
これにより、焦らずじっくりと新年に向けて準備を進められるため、結果としてよりスムーズなスタートを切ることが可能です。
海外の影響を受ける仕事に便利だから
次に、欧米のスケジュールに合わせたビジネス環境への適応が容易になる点も、10月始まりの手帳の人気の理由の一つです。
外資系企業や海外との取引が多いビジネスパーソンにとって、欧米の年度始まりに合わせたスケジュール管理が重要です。欧米では多くの企業が10月を新年度としており、このタイミングでの手帳の切り替えは自然な流れになります。
日本国内では、1月や4月が年度の区切りとして認識されることが多いですが、グローバルなビジネスシーンでは10月始まりの手帳の方がスケジュール管理の利便性が高まるのです。
これにより、海外とのコミュニケーションやプロジェクト進行がよりスムーズになるため、10月始まりの手帳は国際的なビジネスを行う人々にとって自然な選択となっています。
目標管理がしやすいから
また、10月始まりの手帳は、1年を通しての目標管理に適している点も魅力です。
手帳を使い始める際に、その年の残り3カ月をしっかりと計画に盛り込み、同時に翌年に向けた準備を進めることができます。
10月から翌年の12月までをカバーする手帳は、約15カ月間の長期にわたって使用できるため、特に長期的なプロジェクトを抱えている人にとっては理想的です。
年末や年度末で手帳を切り替える必要がないため、スケジュールの移行がスムーズになり、長期的な計画を一貫して管理できるのです。
結果として、1冊の手帳で1年を超える期間をしっかりとコントロールできるという安心感も、10月始まりの手帳の人気を支える要因となっています。
なぜ10月始まりの手帳が選ばれるのか その特徴と選び方
- 10月始まりの手帳がもつ特徴
- 10月始まりの手帳の選び方
10月始まりの手帳がもつ特徴
15ヶ月分のスケジュール管理が可能
一般的に10月始まりの手帳はその年の10月から次の年の12月まで、15ヶ月間のスケジュールが管理できる構成となっています。
例えば、新年1月から何か新しいことを始めるとします。
その準備のためのスケジュールを管理しようとしたとき、1月始まりの手帳を使うと、準備期間のスケジュール管理と新しいことを始めてからのスケジュール管理が別の手帳を使って管理することになります。
しかし、10月始まりの手帳であれば、これを1つの手帳で管理することができるのです。
このパターンで行くと、10月始まりの手帳からスタートして、次の年は1月始まりの手帳を使うと手帳が無駄なくスムーズに使うことができます。
発売される手帳の種類が少ない
これはデメリットでもありメリットでもあると言えますが、1月始まりの手帳と比べると発売されている手帳の種類が少ないのも特徴の1つ。
選べるフォーマットも少ないので、少し使いにくいと思ってもそのフォーマットに合わせなければいけないことがデメリットになり得ます。
しかし、選べる選択肢が少ないと言うことは、選ぶのに困らないというメリットにもなり得ます。
手帳売り場に行くとわかりますが、1月始まりの手帳は非常に多くの手帳が発売されています。
選べるのはありがたいですが、選択肢が多すぎて逆に何を選んで良いか困ったことありませんか?
手帳を選んでいるときは手帳を使いたい熱が一番熱いときです。
その時に何を選んで良いか迷ってしまったらその熱が一気に冷めます。
このように悩むことなく手帳を選び、すぐに使い始めることができるのは、10月始まり手帳のメリットといえます。
選ぶことで、より充実した日々を過ごすことができるでしょう。
10月始まりの手帳の選び方
10月始まりの手帳に限らずですが、手帳を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントを押さえておくことで、より自分に合った手帳を選びやすくなります。
ここでは、その選び方の具体的なポイントを詳しく説明します。
最適なフォーマットを選ぶこと
まず、自分のライフスタイルに合ったフォーマットを選ぶことが非常に重要です。
手帳のフォーマットには、週間タイプ、月間タイプ、さらには1日1ページのデイリータイプなどの形式があります。
それぞれのフォーマットには特長があり、使い方や目的によって適したものが異なります。
例えば、忙しいビジネスパーソンであれば、1週間単位で予定を確認できる週間タイプが便利です。
週間タイプは、1週間の予定を一目で確認できるため、仕事の締め切りや会議のスケジュールを管理しやすく、時間の使い方を調整しやすいメリットがあります。
一方で、プライベートの時間も含め、1ヶ月単位で大まかにスケジュールを把握したい場合には、月間タイプが適しています。
このタイプは、全体の予定を見通すことができ、特に長期的な目標を立てたり、プロジェクト全体を俯瞰して管理したりするのに向いています。
さらに、日々の細かなタスクをしっかり管理したい人には、デイリータイプがおすすめです。
1日ごとのページがしっかり確保されているため、日々のタスクを書き込んで実行していくのに役立ちます。
使いやすいサイズを選ぶこと
次に、サイズや持ち運びやすさも選び方の大切なポイントです。
手帳は日常的に持ち歩くことが多いため、自分の生活スタイルに合ったサイズを選ぶことが必要です。
例えば、バッグに入れてもかさばらないコンパクトなサイズの手帳は、持ち運びやすさを重視する人に向いています。
電車移動中や出先でも手帳を頻繁に開きたい場合には、軽くて小さいサイズが便利です。
一方で、書き込むスペースを重視したい人や、デスクでじっくりと手帳を使いたい人には、大きなサイズの手帳が適しています。
大きい手帳は見やすく、情報量をたくさん書き込むことができるため、仕事やプライベートの細かい予定をしっかり管理したい場合に便利です。
手帳自体のデザインと質感
また、デザインや使い心地も手帳選びにおいて欠かせないポイントです。
手帳は毎日使うものですから、視覚的に気に入ったデザインであることが、使うモチベーションを高めるためにも重要です。
例えば、好きな色やシンプルで落ち着いたデザインを選ぶことで、手帳を開くたびに心地よい気分になれます。
さらに、手触りや紙質、ペンの滑り具合にも注目しましょう。
手帳の紙質は、書きやすさに直結します。
お気に入りのペンとの相性が良い手帳を選ぶと、書く作業自体がより楽しくなり、手帳を使い続けることが楽になります。
これによって、スケジュールやタスクの管理が自然と習慣化しやすくなるでしょう。
手帳オリジナルの機能やフォーマット
最後に、手帳に付属する特別な機能や付加価値も確認しておくと、さらに便利な使い方ができます。
例えば、メモ欄が多い手帳は、日々のメモやアイデアを書き留めるのに便利です。
加えて、タスク管理に便利なチェックリスト付きの手帳は、タスクを効率よくこなしていきたい方に向いています。
また、目標を管理するための手帳といった、使い方が特化されていて、フォーマットもそれに合わせてオリジナルな仕様になっている手帳も発売されています。
こうした機能により、より自分のスタイルに合わせて手帳を選択・活用することができるでしょう。
こんなとき10月始まりの手帳がおすすめ
ここまでの内容を踏まえて、10月から始まる手帳が便利に使えるシチュエーションを考えてみました。
- 年度後半に何か挑戦したいことができたとき
- 前もって新しい年への準備をしたい
- 外資系企業に勤める人や年度をまたぐプロジェクト管理をしたいとき
年度後半に何か挑戦したいことができたとき
1月や4月は新年の始まり、新年度の始まりと新しい生活などでバタバタと時間が過ぎてしまう時期です。
生活が落ち着いてきて、何かのきっかけでふと自分の内面を見つめ直し、新しいことに挑戦したいと思い始める。
そんな時期が来るのが夏の終わりや秋口ということが多いのではないでしょうか。
10月始まるの手帳は先に述べたとおり、今すぐに使うことができて、次の年の年末まで使えます。
その熱い思いを今すぐ手帳にぶつけることができるのです。
やりたいことを具体的にして、それをどのように進めていくのかを今すぐ手帳に書いて見える化していきましょう。
前もって新しい年への準備をしたい
これは上の内容とかぶるかもしれませんが、前もって新しい年への準備をしたい人にも10月始まるの手帳は使えます。
「来年はどんな1年にしようか」
誰しもが考えることだと思いますが、それを年末の忙しい時期に考えるのではなく、比較的生活が落ち着いている10月頃からゆっくり考えてみてはいかがでしょう。
過ぎた時間はもう戻ってきません。
戻ってこないから大切に使わなければいけません。
来年1年をどのように過ごすか決めると言うことは、その大切な時間の使い方を決めること。
年末の心にも体にも余裕のない忙しい時期にそれを考えるのはあまりにもリスキーではないですか?
今のうちにゆっくり落ち着いて考え、準備をして、来年1月からのスタートダッシュを切るために、10月始まりの手帳が良い相棒になってくれるはずです。
外資系企業に勤める人や年度をまたぐプロジェクト管理をしたいとき
欧米では、10月から新しい年度が始まることが一般的です。
日本では年度の始まりは4月ですが、グローバルなビジネスにおいては10月を起点とすることが多いため、10月始まりの手帳は、海外のスケジュールに合わせて予定を管理しやすくなります。
そのため、外資系企業で働く方や、海外との取引が多い方にとっては、手帳は10月始まりが使い勝手が良さそうです。
また、仕事によっては1年では収まらないことや、年度をまたいでしまうなんてこともあると思います。
10月始まりの手帳は15ヶ月間のスケジュール管理ができるので、このような長期間のスケジュール管理を行いたいときに便利です。
10月始まり手帳についてのFAQ
最後になぜ10月始まりの手帳が人気なのかまとめます
ここまでの内容を箇条書きでまとめてみます。
- 多くの手帳が15ヶ月の予定が管理できるようになっており、目標に対しての記録がしやすくなる。
- 年末の忙しい時期を避けてじっくりと来年の計画を立てることができる。
- 欧米のスケジュールに合わせやすく、外資系企業の人に便利
- 10月始まりの手帳は長期的な目標管理に適している
- 15カ月間のスケジュールが一冊で管理できる
- 手帳の種類が限られているため、選択に迷わずすぐに使い始められる
- 10月始まりの手帳は選べる選択肢が少ない
- 10月始まり手帳は、年度をまたぐプロジェクトに適している
- 新しいことに挑戦したい時期とタイミングが合う
- 長期間にわたるプロジェクト管理をスムーズに行える