ダイソーでエアプランツを見つけてつい連れて帰ってきたものの、育て方がよく分からない…。
そんな方もいるかもしれません。
100円や300円の株をどう選べばいいのか、買ったらまず何をすればいいのか、水やりの頻度や霧吹きとソーキングの時間、置き場所はどこがいいのか。
気になることはけっこう多いかなと思います。
私がこれまでにダイソーで買ったエアプランツは31株です。
春から秋はベランダで育てていてそのうち枯らしてしまったのは3株でした。

この記事では、私が実際にこれまでやってきたことを株を買ってから冬を迎えるまでの順番でまとめてみました。
一般的に言われている育て方とちがうところもあるのでそこは分けて書いたつもりです。
これから寒くなる時期に買った場合は後半の冬の室内の話から読んでもらうと早いかもしれません。
ここで紹介するやり方は植物を育て始めてまだ日の浅い私の自己流のやり方です。
今これを読んでいるあなたがエアプランツを育てている環境が自分の環境と同じとは限らないし、そもそも素人の自分がやっていることなので正解じゃないことも多いと思うので、ここで紹介する方法を試してみてもうまくいかないこともあるかもしれません。
なので、使えそうなところだけ参考程度に読んでもらえるとうれしいです。
- 売り場では生きている根と持ったときの重さを見る
- 買ってから1週間は密閉して養生している
- ベランダでは毎朝霧吹きで葉水。たまに10秒のドブ漬け
- 最低気温が12℃を下回ったら室内へ(一般的な目安は10℃前後らしい)
【自己流】選び方から始めるダイソーのエアプランツの育て方

前半では、売り場での選び方から買ってからの1週間の養生、ベランダでの置き場所までをまとめます。
くどいですがここで紹介するやり方はあくまで自己流です。
参考までに読んでみてください。
売り場での選び方は根と株の重さを見る
ダイソーのエアプランツは、100円(税込110円)の小さな株と300円(税込330円)のひと回り大きな株です。
私が買った31株の内訳を調べてみたところ、100円が9株、300円が22株でした。
どんな品種がいくらで買えたかは、別記事の「家にお迎えしたダイソーエアプランツ一覧!全11種類について」にまとめています。
売り場に行って見るのは値段もさることながら、生きている根があるかと持ったときの重さの2つをチェックしています。
根がある株を選ぶ

エアプランツの根は、水を吸うためというより木や岩にしがみつくためのものと言われています。
これは聞いた話なので定かではないですが、ダイソーのエアプランツは海外からの輸入品が多くて、輸入品だと根っこが合ってもそれを切った状態で日本にやってくるらしいのです。
ということは、お店で根っこが出ているということは元気に成長している証拠なのでは??
そう勝手に考えて根っこが出ているエアプランツがあれば、それを優先してお迎えしています。
エアプランツの種類によって根っこが出やすいものをあれば、フンキアナのように根っこの出にくいものもあるので、あくまでひとつの目安としてチェックしてます。
持ったときにずっしり重い株

同じくらいの大きさの株をいくつか手に取ると、他の株よりもやけにずっしり重いものがあるんです。
これは他の株とは何かが違う。
そう勝手に考えて、これも優先的にお迎えしています。
写真のイオナンタも他の株に比べてズッシリと重く、葉も少し硬めで明らかに他のイオナンタとは違ったんです。

なので、優先的にお迎えしたわけですがお迎えした翌月に何と開花。
花はすぐに枯れてしまいましたが、株はその後も傷むことなくいまに至るという感じです。
花が終わってから3ヶ月くらい経ちますが何も変化がないというのもちょっと心配なのですが、気長に待ってみることにします。

ちなみに、僕が初めてエアプランツの花を見たのは2020年1月12日でした。
ダイソーで買ったイオナンタでした。
育ててきたご褒美をもらえたような気がしたのを覚えています。
この株はエアプランツがどんな植物なのかもわからずに興味本位で買ってきた株のひとつでした。
その当時の僕はエアプランツは放置でも勝手に育つと思っていたので、かなり乱暴な育て方をしていたと思うのですが、それでも開花してくれたのはとても嬉しい出来事でした。
通常、エアプランツは花が咲くと子株が吹くか種が実るかするのですが、この株はなぜかこのまま枯れてしまったんです。
おそらく育て方が悪いせいだとは思うのですが、枯れてしまった理由はハッキリしていません。
エアプランツが陳列されているトレーの水

もうひとつ気をつけたいのが株元(葉が集まっている根元の部分)の状態です。
ここが傷んでいる株はどうも枯れやすい感じがするんです。
以前エアプランツの売り場に株が置かれたトレーに水がたまっていたことがありました。
お店の人が水をあげて育てているのは良いのですが、トレーにたまった水がそのままになっていて株元がずっと水に浸ったままになっていたんです。
いつから浸っていたのかはわかりませんが、ちょっとブヨブヨしていて柔らかくなっていました。
これは可哀想だと家にお迎えしてしまいました。
今では株元はすっかり回復して、枯れることもなく元気に育ってくれています。
ただ、これはたまたまうまくいっただけかもしれません。
初めて買うなら株元がしっかりした株を選ぶほうが失敗は少ないと思います。
買ったら私は1週間密閉して養生する
エアプランツは、瓶やガラス容器、袋などに入れて密閉しないのが一般的な育て方です。
空気が動かない場所では水分が抜けずに株が蒸れて株元から傷みやすいと言われています。
そのうえで、僕がやっているのは買ってきた直後の1週間だけ袋に入れておくという短期間の養生です。
ずっと閉じ込めて飾るのとは別の話として読んでもらえたらと思います。
その手順は以下の通りです。
- 買ってきた株の全体に水をかけて30分程度置いておく
- 透明のプラスチックコップに株を入れる
- コップごとチャック付きの袋に入れて口を閉じる
- 1週間ほど入れっぱなしにする(様子は見るけれど、水やりもしないし、さわりもしない)
- 1週間たったら袋から出して通常管理にする
密閉している間は袋ごとベランダの直射日光の当たらないところに置いています。
ちなみに、このYouTubeの動画で知りました。
熱帯植物栽培家の気まぐれ塾YouTube版「【100均】エアプランツの選び方&最初の管理を解説」
ダイソーで買ってきた株は密閉管理してからふだんの管理に移しています。
きちんと比べたわけではないので効果のほどはわかりませんが、お迎えの儀式みたいな感じでやっています。
でも、最近は1週間も待っていられずに、3,4日で密閉を止めてしまうこともあったりします・・・。
ウスネオイデスの上で通常管理

密閉を終えた株の多くはかごに敷き詰めたウスネオイデスの上に置いています。
ウスネオイデスは、細い糸のような葉が長く垂れ下がるエアプランツの一種でスパニッシュモスとも呼ばれます。
私は近所のホームセンターで買いました。
そのウスネオイデスをダイソーで買ったワイヤーのカゴに敷き詰めてその上にエアプランツを置くだけです。
この方法の良いところは株を置いたまま水をかけられること。
上から霧吹きをすると下のウスネオイデスにも水がかかるので一石二鳥なんです。
株のまわりの湿度を保ちやすく、すき間から風も抜けるので、蒸れ対策にもなっていると感じています。
実際、ここに置いている株の育ちは順調で、敷いているウスネオイデス自体もなんだか増えている気がします。
ちなみに、この方法も上記で紹介したYouTube動画のチャンネルの中にあった動画で知りました。
ベランダでの置き場所と夏の遮光
エアプランツは春から秋までベランダのラックに置いています。
うちのベランダは、朝7時ごろから昼12時ごろまで日差しが入りますが午後は日がほぼ入らず日陰となります。
エアプランツの置き場所は一般的には「直射日光を避けた明るい場所」と言われています。
室内に置く場合はレースカーテン越しの明るい窓辺がよいと言われています。
実際日に当てすぎると葉っぱが日焼けしてしまう状態になってしまい、植物が弱ってしまいます。
そうならないようにするため、うちでは7月から9月の中旬頃までダイソーで買った遮光ネットを使ってなるべく日差しを遮るようにしていました。
使い始めの頃は日差しの強い午前中だけ遮光ネットを使って日陰になる午後は片付けるなんてこともしていました。
でもだんだんとその作業が面倒になってきて結局ずっとつけっぱなしにしてしまったんです。
それでもほとんどの株が暑い夏を乗り切ることができました。
湿度を高めるためにやってみていること
最近少し涼しくなってきて空気がやや乾燥してくるようになりました。
エアプランツは湿度の高いところが好きらしいので、なるべくなら湿度の高い状態を保ちたいとこんなものを考えてみたんです。
ダイソーに売っていた豆苗を育てる容器に水苔を敷き、そこにワイヤーネットのカゴをかぶせて、その上に株を置く方法。
株に水をあげるときには、そのかごに置いた状態で水をあげるので下に敷いてある水苔にも水が落ちるようになっているので手間も増えないしいいアイデアなんじゃないかと思って、今実験しているところです。
このやり方を始めてから2ヶ月ほど経ちますが、この上で育っているエアプランツたちはみんな元気です。
夏は湿度が高すぎて蒸れて枯れないか心配でしたが、無事に乗り切ってくれました。
ベランダと室内でのダイソーのエアプランツの育て方

後半はベランダでのふだんの管理と冬の室内での管理の話です。
水やりの頻度と霧吹きのコツ
エアプランツの水やりの頻度は、記事によって「週に1〜2回」から「ほぼ毎日」までかなり幅があります。
水やりは育てている環境によっても頻度が変わってくるので、自分の育てている環境での最適解を見つけるには実際にやってみるしかないんじゃないかと思っています。
ちなみに、我が家ではベランダに植物を出した4月の下旬からこのようなスタイルで水あげをしてきました。
- 時間:朝6〜7時ごろ
- 道具:加圧式の霧吹き(ポンプで空気を入れると続けて霧が出るタイプ)
- 休む日:雨が降っているとき、夜のうちに雨が降ったとき
水やりは乾かすところまでがセットと考えてください。
エアプランツの成長に水は欠かせないのですが、体が水浸しのままになっている状態は嫌いらしいんです。
なので、水をあげたら早く乾かしてあげる必要があって、そのときに絶対に必要なのが風。
風通しが悪いと株がいつまでも濡れたままになってそこに日が当たると蒸れてしまいます。
うちのベランダは自然に風が通るし、毎朝たっぷり霧吹きをしても午前中のうちに乾いてたのでこれで良いと思って毎日やっていたのですが、このペースだとダメな株もあっていくつかの株は枯れてしまったのです。
枯れてしまった株については後ほど触れます。
このことがあってから少し水やりのペース(2,3日に1回)くらいに落とすようになりました。
そんなわけで、エアプランツを育てるのに風はものすごく重要な要素です。
室内なら換気やサーキュレーターで風を作って必ず空気を動かすようにしましょう。
ちなみにですが、この夏海外旅行に出かけてたので、エアプランツたちをベランダに放置するという時期がありました。
1週間くらいでしたが帰ってきてチェックしたところ、エアプランツたちはみんな無事でした。
エアプランツたちはみんなヘトヘトだったのかもしれないけど、1週間放置しても何ともなかったので、案外耐久性が高い植物なのかもしれません。
ソーキングの時間と私の10秒のドブ漬け
ソーキングというのは、エアプランツを株ごと水に沈めてしばらく浸けておく水やりの方法です。
私が育て始めたころは、ソーキングの時間は6時間程度と書いている本やネット記事が多かったのですが、その後は「1〜2時間程度」とするところが増えてきた気がします。
浸けている間は株が呼吸しにくくなるので長すぎると傷む原因になると言われています。
- 時間は「1時間ほどで十分」から「4〜6時間」「ひと晩」まで情報によってかなり幅がある
- 頻度は月に1回くらいとするものが多い
- 梅雨や冬は控えめにするほうがよいという意見が多い
- 終わったら株を逆さにして水を切って風通しの良い場所でしっかり乾かす
数値はあくまで一般的な目安です。
品種や株の状態でも変わるので正確な情報は専門書や公式サイトなどもあわせて確認してみてください。
以前の私は、ソーキングを月に1回、1時間を目安にしていました。
近所のホームセンターで乾ききって小さく丸まっていたイオナンタを買ってきたときも、ソーキングで葉がきれいに開いてくれたことがあります。
かげとら当時の僕は何も知らなかったのでやっちゃいましたが、購入直後のソーキングは株にダメージを与えるかもしれないらしいのでおすすめしません。ちなみにこの株は今でも元気に育ってます。
僕は今のところソーキングはしていません。
代わりといってはなんですが、バケツに溜めた水の中にドボンと入れる(僕はこれをドブ漬けと呼んでいる)方法を試しています。
なぜこんなことを始めたかといえば、エアプランツと一緒に育てている観葉植物たちの水やりとして鉢ごと水に沈めるという方法を行っていて、そのついでにエアプランツにも水をあげてしまおうと思い立っていまに至っているという感じ。
エアプランツの場合は、水に浸けている間は10秒くらいでしょうか。
ウスネオイデスを敷いてあるカゴごとドボンとバケツに入れてしまいます。
ガルドネリのように水が苦手と言われる品種もありますが、僕はどの株もお構いなしにドブ漬けしちゃってます。
今のところうちのガルドネリはどれも元気です。
枯れるサインと3株枯らした原因


先ほど枯れてしまったエアプランツについて触れましたが、今年に入って今現在までで枯れてしまったのは3株。
そのすべてが夏に枯れてしまいました。
枯れ方もみんな同じで、根元の部分が茶色く変色して触るとグニャグニャになっている状態。
真夏に毎日水をあげてしまって株元が蒸れてしまったことが原因なんじゃないかと個人的には考えています。
毎日見てたけど、ここまでなるまで気がつかなかったというのが残念でなりません。
後から知ったのですが、エアプランツには、葉が白っぽい「銀葉種」と緑色の「緑葉種」があり、一般的に銀葉種は乾燥に強いけれど蒸れに弱く、緑葉種は水が好きと言われています。
ここで枯れてしまった3株は全て銀葉種でした。
乾燥気味で育てればこんなことにはならなかったのかもしれません。


ちなみにですが、緑葉種は水が好きらしくて鉢植えでも育てることができると聞いたので、実験的に水苔の入れた鉢の上に緑葉種のエアプランツを置いて育てています。
鉢植えしてから2ヶ月ほど経過しますが、今のところ順調に育っているようです。



枯れてないのでいいのですが、大きくもなっていないのがちょっと気になっています。
冬に室内へ取り込む目安と置き場所
エアプランツはもともと暖かい地域の植物なので冬の寒さは苦手です。
取り込みの目安は、一般的には「最低気温が10℃を下回るころ」とされることが多く、7℃以下になったら室内へ入れ、室内も5℃を下回らないようにするという情報もあります。
私は少し早めに、最低気温が12℃を下回るようになったら室内へ取り込むことにしています。
部屋に取り込むと言えば、今年の6月に台風が来てエアプランツをラックごと室内へ避難させたことが2回あります。
そのときに感じたのは次のようなことです。
- ラックごと運ぶと思っていた以上にかさばる
- 室内はベランダより暗くてライトが1つでは全部の株にまんべんなく光を当てられない
- 家の中でも光の量では道路側の部屋が良さそう
今この記事を書いているのは10月中旬でまだ最低気温が15℃を超えているのでエアプランツはベランダにいます。
今年は最低気温が12℃を下回るようになったら、台風のときに分かったことをふまえて、家の中でも光の量が多い部屋へ取り込むつもりです。
取り込んだらその時の様子をこの記事に追記します。
冬の室内での水やりと育成ライト
去年の冬は、家の中でも比較的明るい部屋に置いて冬を越しました。
水やりは、2日に1回くらい、夜にお風呂へ持っていってシャワーで水をかける方法です。
加湿器は冬の終わりごろから使い始めて、ライトは使っていません。
ガルドネリやカブトメデューサは、枯れ込むこともなく元気なまま春を迎えました。
一方、イオナンタは一部の葉が枯れ込んでしまいました。
はっきりした原因は分かりませんが、冬に水をあげすぎたのかなという気がしています。
ほかにも、ブルボーザは葉先の色が抜け、フンキアナ1号は花のあとにできた新しい株が葉先から枯れ込みましたが、根元だけ緑のまま春を迎えて、ベランダでぐんぐん育ってくれました。
なので、今年の冬の水やりは水をあげすぎないように気をつけたいと思います。



お世話しなきゃと思うと、どうしてもあげたくなってしまうんですよね。
あと、今年の冬は補光用の育成ライトを使用するつもりです。
台風で部屋に入れたときに使っていたライトだけでは十分な光を植物に当てることができていなかったので用意しました。
ライトを増設してどう変わったかもこの記事に今後追記していきます。
ダイソーのエアプランツの育て方のまとめ
最後に私が実際にやっていることを振り返っておきます。
- 売り場では、生きている根と持ったときの重さを見て、トレーの水で株元が傷んでいないかも確認する
- 私はダイソーで買ったら1週間ほど、コップとチャック付きの袋で密閉して養生している(一般的には密閉しないのが基本)
- 水やりは毎朝、加圧式の霧吹きで。雨の日は休む
- ソーキングはせず、肥料をあげるときだけ10秒のドブ漬け。冬はしない
- 中心から茶色くなるのは蒸れ、外側からの枯れ込みは水のやりすぎを疑う(私の目安。古い葉が自然に枯れることもある)
- 最低気温が12℃を下回ったら室内へ。置いている場所の気温が12℃ないときは葉水をしない(私のルール)
ダイソーのエアプランツは、選び方と最初の1週間、季節に合わせた置き場所と水やりに気をつければ、ちゃんと育ってくれると思います。なお、温度や時間の数字はあくまで一般的な目安と私個人のやり方です。正確な情報は公式サイトや専門書なども確認してみてください。最終的な判断は、園芸店などの専門家にご相談ください。
ちなみに、ダイソーでお迎えした品種については以下の記事でまとめました。


そんなわけで、ダイソーのエアプランツを買ってから冬を迎えるまでの私の育て方の話でした。
この記事を書くに当たり以下の本を参考にしました。
ティランジア エアプランツ栽培図鑑 藤川史雄 著
NHK趣味の園芸 12ヶ月栽培ナビNEO ブロメリア 杉山 拓巳 著
※ティランジア エアプランツ栽培図鑑は僕が持っているのは旧版ですが新版が出版されています。
観葉植物全体を趣味として楽しむ話は下記の記事で書いているのでこちらも読んでみてください。


