
40代からでも一発逆転できる資格って本当にあるのかな?



あるけど、間違った資格を選ぶと意味ないし、時間とお金を無駄にするだけだよ。



じゃあ、選び方さえ間違えなければチャンスはあるってこと?



うん、需要があって、活かせる資格を選べば可能性は十分あるよ!
40代になると、新しいことに挑戦するのが難しく感じたり、資格を取っても本当に意味があるのか迷ってしまったりするものです。
でも、今の時代、資格を上手に活用すれば、転職や収入アップ、副業のスタートなど、人生を大きく変えるチャンスがあります。
ただし、やみくもに資格を取るのではなく、しっかりと目的を持ち、需要のある資格を選ぶことが重要です。
この記事では、40代からでも一発逆転が狙える資格の選び方や、実際に仕事につながる資格をまとめてみました。
失敗を防ぎ、確実にキャリアアップするためのポイントを知って、理想の未来に向けて一歩踏み出しましょう。
- 40代からでも一発逆転を狙える資格の選び方と重要なポイント
- 転職や副業につながる実践的な資格の種類と特徴
- 資格取得でよくある失敗とその回避策
40代からでも一発逆転できる資格選びのポイント


- 資格を取る前に考えるべき3つのポイント
- 40代の資格取得でよくある失敗とその回避策
資格を取る前に考えるべき3つのポイント
人生一発逆転を狙って資格取得を考える人は多いと思いますが、やみくもに資格を取得しても思うような結果が得られないことがあります。
資格選びに失敗すると、せっかく頑張ったのに活かせなかったと後悔することにもなりかねません。
そこで、ここでは資格を取る前に押さえておいたほうがいい3つのポイントをまとめてみました。
これを頭に入れておくことでリスクをなるべく抑えながら、キャリアアップや収入アップにつながる資格選びがしやすくなります。


目的を明確にする|資格を取るだけでは意味がない
まずは、何のために資格を取るのかをハッキリさせましょう。
目的があやふやなままだと、せっかくの努力が無駄になりやすいからです。
資格を取ったのに転職できなかったとか、収入が増えなかったとか、このような経験をする方が結構います。
そんな方の多くが、「とりあえず資格取っておけば何とかなる!」という気持ちで勉強を進めていたそうです。
資格はあくまでも手段に過ぎません。
転職したいのか、副業で稼ぎたいのか、独立したいのか、自分は何がしたいのかという目的意識を明確にして、それにあった資格を選びましょう。
実際に使える資格か確認する|需要のある資格を選ぶ
資格を取る前に、その資格を取ると後々役に立つかどうかを見極めましょう。
資格の中には、取得しても市場価値が低くて、転職や収入アップにつながらない資格もあるからです。
趣味として資格取得を目指すのであればどんな資格を選んでもいいのですが、一発逆転を狙うとなるとやはり収入アップに直結するような資格を選ぶべきです。
あとで具体例を挙げますが、国家資格や需要が伸び得ている分野の資格は、仕事に直結しやすいので、こういったものの中から興味のあるものを選ぶことをおすすめします。
学習コストを考慮する|適度な負荷で取れる資格を選ぶ
資格取得にかける時間、費用、資格の難易度をトータルで考えて、適度な負荷で取得できる資格を選んでください。
仕事や家庭の都合で勉強時間を確保しづらかったり、子育てなど何かと時間とお金のかかるの40代。
最近は物価高の影響もあったりするので、余計にお金が使いにくい環境にあると思います。
勉強に時間がかかりすぎたり、資格を取るためにたくさんのお金を使うことは生活が苦しくなります。
生活環境はそれぞれ異なるので、一概に言うことはできませんが、たとえば、3~6ヶ月の勉強で取得できる資格や独学で学べる資格は時間や金銭的なリスクが比較的少ないので、まずはこのような資格から検討してみましょう。
40代の資格取得でよくある失敗とその回避策
資格を取って人生を変えてやる!と思い立ち、意気込んで勉強を始めたものの、思ったような成果が出なかったという失敗談は少なくありません。
特に、40代は仕事や家庭を両立しながらの挑戦になる場合が多いので、時間もお金も無駄にはしたくないところです。
ここでは、40代の資格取得でありがちな失敗例を3つ挙げました。
そして、それを防ぐための方法についてもまとめていきます。


資格を取っただけで満足してしまう
資格を取ることがゴールになってしまって、それ以降のキャリアに活かせないケースがよくあります。
資格は持っていることよりも、それをどう活かすかが大事です。
たとえば、「TOEICで高得点を持っているのに英語を使う仕事ができなかった」、「ファイナンシャルプランナーを取ったけど転職には役に立たなかった」といったことがあります。
これは、資格取得後に仕事にどのように結びつけるかを考えなかったために起こります。
こうならないためにも、資格を取る前にあなたのモデルケースに近い実例を調べて、資格をどう活かせるかを具体的にイメージしてみましょう。
難関資格に挑戦しすぎて挫折する
一発逆転を狙うことを考えると難関資格を取得した方が良いことは間違いありません。
たとえば、「税理士」や「司法書士」といった超難関資格が取れたら、もう人生大逆転と言っても過言ではありません。
しかし、合格までの道のりを考えると難しすぎる資格を選択するのは注意が必要です。
先にも述べたとおり、40代は仕事でも責任あるポジションに就いていたり、自分の家庭を持っている方が多い世代。
私も今ある資格取得に向けて勉強していますが、仕事と家庭を両立しながら長期間の学習を続けるのは、想像以上に大変なんです。
普段から勉強する習慣がある方であればいいのですが、そうでない方の場合、仕事や家庭の忙しさを理由に挫折してしまう場合が多くみられます。
途中で挫折してしまうと、時間も労力も無駄になってしまうので非常にもったいない!
そんな方はまず、勉強する習慣をつくるためにまずは短期間で取れる資格からスタートして、少しずつ難関資格に向けてステップアップしてみましょう。
生活環境はひとりひとり違うので、ご自身の今の環境下で取得することができるかどうかをしっかり見極めてみてください。
収入アップにつながらない資格を選んでしまう
40代で資格を取ろうと考える人は収入アップや転職を目的としている人が多いかと思うのですが、それにつながらない資格を選んでしまっている方も多いようです。
全ての資格が稼げるわけではなく、市場のニーズによって収入の差が出てきます。
たとえば、「○○アドバイザー」などの民間資格は学ぶこと自体は大変有意義ですが、この資格を持っているだけで仕事をもらえるわけではありません。
また、この資格を持っていないとできない仕事(独占業務)ではない場合が多いので、資格の有無よりも実務経験が豊富な人の方が優遇される傾向にあります。
その資格で稼いでいる人がいるか、求人サイトでその資格を活かせる仕事があるのかどうかを資格の勉強を始める前に調べることが重要になってきます。
40代からでも一発逆転を狙えるおすすめ資格


- 転職に強い国家資格
- 副業から始められる!稼げる民間資格
- コスパ最強の資格
- 40代の資格取得に関してよくある質問と答え
転職に強い国家資格
40代での転職はハードルが高いと感じる人も多いと思います。
しかし、国家試験の中では未経験でも転職しやすく、企業からの評価が高い資格もあるのです。
ここでは、特に40代からでも取得しやすく、転職市場で強みになる国家資格をまとめてみました。


宅地建物取引士(宅建)|不動産業界で安定の需要
宅建士は不動産業界では必須とされている資格であり、未経験からでも転職しやすいのが特徴です。
宅建士でなければできない独占業務があり、企業ごとに一定数の宅建士を配置しなければならないという義務もあるため、需要の高い資格となっています。
受験資格は特に設けられていないので、どなたでも受験が可能です。
合格率は約15~18%と決して簡単ではないものの、6ヶ月程度の勉強で合格を目指すことができます。
近年YouTubeで宅建士に関する質の高い講義動画がたくさん出回るようになりました。
また、市販の教材もかなり豊富に取りそろっているので、独学でチャレンジしている人も多い印象です。
独学では不安な方は資格学校を使うことをおすすめしますが、金銭的な負担を少しでも軽減したい場合は、独学でチャレンジするか、スタディングやアガルートアカデミーのような通信講座がコスパも高くておすすめです。
宅建士の試験に関する情報は下記の試験元サイトよりご確認ください。
社会保険労務士(社労士)|企業の労務管理をサポート
社労士は、起業の労務管理や年金・保険制度に関する専門知識を活かして働ける資格です。
昔と違って従業員に対する対応がセンシティブになっている昨今、労働に関する法律の知識を必要としている企業は多いので、この資格を持っていると採用時に有利になることが多いです。
この資格があると、企業の人事・総務部門への転職はもちろん、独立開業も可能です。
ただし、合格率が約6~8%と比較的難易度高めの試験となるため、しっかりとした学習計画を立てて勉強を進める必要があります。
また、この試験には受験資格があるので、誰もが受験できる試験ではありません。
この試験の勉強方法について調べていくと、通信講座を使って勉強している方がかなり多い印象を受けます。
一般的に合格のためには800~1,000時間必要と言われているし、合格率を見ても独学を選択するのはリスキーかなと感じます。
でも、通学する費用を捻出するのが難しい・・・と言った方が通信講座に流れているようです。
通信講座を調べると、先ほど紹介したスタディングをはじめとして、TACやクレアールのような通学講座を行っている資格学校でも通信講座を開講しています。
インターネットを見ると多くの通信講座が出てくるので、公式サイトをみたり、資料請求したりして、いくつか比較をしてみることをおすすめします。
社労士の試験に関する情報は下記の試験元サイトよりご確認ください。
キャリアコンサルタント|転職支援やキャリア相談で稼ぐ
キャリアコンサルタントの資格を取得すると、転職希望者やキャリアに悩む人の相談業務を行うことができます。
最近テレビを見ていると転職に関するCMをよく見ませんか?
ここ数年、転職市場が盛り上がりを見せているようで、それに応じてキャリア支援の需要が高まっていることもあり、個人でも仕事を受注しやすい環境となっているのです。
また、この資格は厚生労働省認定の国家資格であり、企業の人事部や転職エージェントと連携して働くことも可能です。
合格率は50~60%程度となっており比較的合格しやすい試験となっています。
また、合格するために必要な勉強時間がおよそ200時間程度、試験も年3回実施されているので、受験しやすい試験と言えます。
ただ、受験資格が必要になるので、この点注意が必要です。
キャリアコンサルタントの試験に関する情報は下記の試験元サイトよりご確認ください。
副業から始められる!稼げる民間資格
転職はリスクが高いから、まずは副業から始めてみたいと考える人も多いかと思います。
副業でも活用できる資格を持っていれば、本業を続けながら収入アップを目指せるだけでなく、将来的に独立する道も開けます。
ここでは、副業でも稼ぎやすい民間資格を紹介します。


ファイナンシャルプランナー(FP)|お金の知識で副業&独立も可能
FP資格があれば、お金に関する知識を活かして副業や独立が可能です。
ライフプランニングや保険などのアドバイスを行う仕事は需要が高く、個人向けのコンサルティング業務も行えるからです。
FP試験は1~3級までありますが、副業として行うのであれば2級を目指しましょう。
取得後は、ココナラやストアカなどのプラットフォームを使って、家計相談や保険相談を提供する副業を行う人も増えています。
また、YouTubeやブログを使って情報発信することで、広告収入を得ることも可能です。
FP2級は近年の合格率が50~60%程度と比較的合格しやすい試験となっています。
また、合格するために必要な勉強時間がおよそ150~300時間程度と言われています。
試験は学科と実技の二段階で行われ、年3回実施されています。
ただ、この試験を受験するには以下の条件を満たす必要があります。
- 3級FP技能検定合格者
- AFP認定研修の受講修了者
- FP実務経験2年以上
実務経験がある方はすぐにでも受験できますが、そうでない方は2級を受験するのに次の2パターンが考えられます。
- 3級を取得してから2級にチャレンジする方法
- 通信講座等を使ってAFP認定研修を修了させてからチャレンジする方法
3級は受験資格がないので誰でも受験が可能です。
なので、3級からスタートして2級にステップアップする方法が一般的かと思います。
また、この試験を通信講座等を使って勉強したい方に関してはAFP認定研修を修了させて2級受験をするという選択肢を選ぶことができます。
多くの通信講座がAFP認定研修対応の講座となっているので、3級の試験は受験せず、2・3級の試験内容を勉強した後、AFP認定研修を受け、それから2級を受験するという流れになります。
FP技能検定試験に関する情報は下記の試験元サイトよりご確認ください。
WEBライティング技能検定|スキルを活かして在宅副業
Webライティング技能試験を取得すると、文章を書く仕事で副業がしやすくなります。
正直なところ、資格がなくてもライティングの仕事を始めることはできます。
しかし、この資格を持つことにより、文章を書く一定のスキルを持っていることを証明されるのです。
よって、クライアントからの信頼度も上がり、クラウドソーシング等で案件を獲得しやすくなります。
また、合格率は約50%、合格に要する勉強時間は2週間~1ヶ月なっているので、受験しやすい試験なのではないかと思います。
Webライティング技能検定に関する情報は下記の試験元サイトよりご確認ください。
コスパ最強の資格
「資格を取りたいけど長時間の勉強は厳しい」「できるだけ早く結果を出したい」と考えている方も多いと思いますが、ここではそんなあなたに最適な資格をご紹介します。


簿記3級|経理・会計の基本を学べる
簿記3級は、経理や会計の基本を学べる資格です。
主に企業の事務職に必要となる知識ではありますが、最近流行の副業での確定申告やフリーランスの仕事にも役に立つ知識として注目されている資格です。
この資格は私も取得済みの資格です。
「社会人として簿記3級の知識は常識だ!」と、うちの会社に入っているコンサルタントに脅されて(?)受験しました。
私もあまり勉強ができるタイプではありません。
でも、市販の教材を買ってきて夜1~2時間程度の勉強を1ヶ月くらい続けて、合格できました。
簿記3級に関しては独学で十分合格できます。
先ほどチラッと私も今資格取得のために勉強していると書きましたが、その資格が簿記2級です。
私は2級の勉強も独学で行っています。
簿記に関してはYouTubeでも解説動画がたくさん上がっているので、市販の教材をメイン教材として使って、わかりにくい部分はYouTube動画で解説を見るというスタイルがコスパ最強おすすめの勉強方法です。
簿記に関する詳細情報は下記の試験元サイトよりご確認ください。
③ TOEIC|英語力の証明として活用できる
今や英語は小学生から義務教育で教わる時代になりました。
自分が子どもの頃には考えられませんでしたが、小学校に上がる前から英語教室に通っている子も今では珍しくありません。
社会のグローバル化が進んで、これからは英語を当たり前に使う時代になることを意識しているのだと思います。
しかしながら、英語を使いこなせている人はまだまだ少ないのが現状です。
少ないからこそ希少価値がある。
つまり、英語ができる人はまだまだ強いということです。
英語の実力を見るバロメーターとして最もよく使われるのがTOEICのスコアです。
一般的に履歴書に書けるスコアは600点以上とされています。
600点は高校卒業レベルの英語力とされていて、TOEICの平均点とほぼ同じ。
現状の英語力にもよるとは思いますが、一般的に600点取得するまでに300時間程度と言われています。
TOEICスコアは、転職においても高評価のポイントになったり、最近ではTOEICのスコアにより手当が付く企業があるとのこと。
社内昇進や給料アップの条件に使われていることあるので、キャリアアップに役立つ資格と言えます。
TOEICに関する詳細情報は下記の試験元サイトよりご確認ください。
40代からの資格取得に関してよくある質問と答え
最後に40代から一発逆転するための資格の選び方についてまとめます
- 資格を取る前に「目的」「需要」「学習コスト」の3つを確認し、転職や副業につながる資格を選ぶことで、無駄な時間や労力を避けることができます。
- 資格取得後の活用方法を考えずに勉強を始めると、取得しただけで満足し活かせないリスクがあるため、事前に具体的なキャリアプランを立てることが重要です。
- 難関資格に挑戦する際は、仕事や家庭との両立を考慮し、短期間で取得できる資格から始めて勉強習慣を作ることで、挫折せず継続しやすくなります。
- 転職や副業を目的とする場合は、資格の市場価値を事前に調査し、需要があり実際に稼げる資格を選ぶことで、キャリアアップにつながる可能性が高まります。
- 40代からの資格取得は遅くなく、未経験でも活かせる資格を選び、スキマ時間を活用した学習方法を取り入れることで、無理なくスキルアップが可能になります。
私自身も今資格取得に向けて動いていますが、40代からの資格取得は決して遅くありません。
昨今の人手不足も追い風となっているので、選び方次第で転職や副業、独立の大きなチャンスにつながります。
ただし、資格を取るだけでは意味がありません。
「目的を明確にする」「需要のある資格を選ぶ」「学習コストを考慮する」といったポイントをしっかり押さえましょう。
また、資格取得後の活かし方を考え、転職市場や副業の可能性を事前にリサーチすることで、成功への確率を高めることができます。
とにかくまずは行動することです。
行動の先にしか新たなチャンスはないからです。
40代のみなさま、共に頑張りましょう!



