カメラが趣味として続かない理由と再スタートする方法をまとめてみた

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カメラが趣味として続かない理由と再スタートする方法をまとめてみた

カメラを趣味として始めようと意気込み、お高い機材を買い込んでスタートさせたはいいものの、今となっては押し入れの奥で冬眠状態にしてしまっているそこのあなた!

せっかくのカメラを冬眠させておくのは非常にもったいない!

この記事ではカメラが趣味として続かなかった理由や、もう一度趣味として始めるために知っておいた方が良いポイントをまとめてみました。

一度趣味としてカメラを始めたが挫折してしまった人、もう一度趣味としてカメラを始めてみようと考えている人にぜひ読んでいただき、再スタートのきっかけにしてもらえたら幸いです。

カメラが趣味として続かない理由と再スタートする方法をまとめてみた intro
この記事でわかること
  • カメラが趣味として続かない3つの理由
  • 写真を趣味にする人の性格
  • 再度趣味としてカメラを楽しむための基本的なアプローチ方法
目次

カメラが続かない主な理由は「写真」が趣味ではないから

カメラが続かない主な理由は「写真」が趣味ではないから
  • カメラが趣味なの?写真が趣味なの?
  • 撮影中に恥ずかしいと感じたことはありませんか?
  • 写真はすぐうまくなると思っていませんか?趣味に向いている人の特徴
  • 写真が趣味な人はこんな人

カメラが趣味なの?写真が趣味なの?

少し考えてみてほしいのですが、撮影してできあがった写真よりも、機器としてのカメラへの興味の方が強くないですか?

高機能なカメラを所有することだけに興味があるのではないですか?

趣味のカメラが続かない人は高価なカメラのコレクターになっているだけの人が多い印象があります、特に男性。

「写真」に興味がないと趣味のカメラは長続きしません。

カメラ自体に機器(ガジェット)としての魅力を感じるのも趣味として続けるのは大事な要素のひとつです。

しかし、最も大事な要素は「写真」なのです。

自分も形から入った方なので最初に機器としてのカメラに注目してしまう気持ちはよくわかるのですが、カメラはあくまで写真を撮る道具。

道具を持っているだけでは意味がないし、もったいないです。

カメラは使ってなんぼなんですよ。

また、カメラにも個性があります。

外観にもそれが表れていますが、最も個性が強く現れるのが成果物としての写真です。

今のカメラは簡単な操作で写真の中にいろいろな表現を落とし込むことができます。

その魅力に触れると写真にもっと興味が湧いてくるはずです。

そうすれば、カメラが趣味として定着し、自然と続けることができるようになります。

撮影中に恥ずかしいと感じたことはありませんか?

こだわる方は一眼レフカメラを使うことが多いです。

フルサイズの一眼レフカメラともなればそれなりの大きさになりますので、街で持ち歩くと意外と目立ちます。

そのため、カメラを持って街中や公園で写真を撮っていると、注目されたり、時には不審がられたりすることもあるかもしれません。

これにより、自己意識が過剰になり、趣味を楽しむことが気恥ずかしく感じられることがあります。

また、カメラを趣味とする人々に対する誤解や偏見を持っている人も一定数いるのは事実。

撮影中に恥ずかしいと感じたことはありませんか?

一部で「カメラを持った人々は何をそんなに撮っているのか」という疑問を持つ人もいるため、そうした社会的な視線が趣味を不快に感じさせる原因となることがあります。

特にまだカメラを始めたばかりの頃にこのような経験をしてしまうと、カメラを持って撮影に行く気力が失せてしまい、自然とカメラから離れていってしまいます。

これも、カメラが趣味として続かない理由の1つに挙げられます。

しかし、実際にはカメラ趣味は多くの創造的な喜びや成就感を提供します。

美しい瞬間を捉える喜びや、技術を磨く過程で得られる充実感は計り知れません。

最初のうちは人目が気になってしまうのも仕方がありませんが、趣味に対する周囲の反応に惑わされることなく、カメラ趣味を通じて自己表現や自己成長を追求することをお勧めします。

また、同じ趣味を持つコミュニティに参加することで、同じ趣味を共有する仲間との繋がりが恥ずかしさを和らげ、より趣味を楽しむ助けになるでしょう。

写真はすぐうまくなると思っていませんか?趣味に向いている人の特徴

最近のカメラはとても優秀なので、カメラ任せてとっても十分キレイな写真を撮影することができます。

ただ、それはある一定レベルまでの話で、もっとレベルの高い撮影を求めるなら、撮影技術など勉強しなければいけないことが山のようにあります。

美術大学に「写真学科」があったり、写真の専門学校があったりするくらい写真についての知識は膨大に存在するのです。

このように、奥が深い写真の世界ですので、撮影技術をレベルアップさせるためにはそれなりの時間が必要です。

よって、カメラの機能を学んで様々な設定で試行錯誤することを楽しめる好奇心旺盛な人がカメラを趣味として楽しむのに向いている人と言えます。

写真はすぐうまくなると思っていませんか?趣味に向いている人の特徴

逆を言うと、忍耐力がなくて、即効性を求めるような人には向いていません。

当然ですが、このような人がカメラを趣味として初めても長続きしないのです。

写真が趣味な人はこんな人

少し余談になってしまうかもしれませんが、自分が思う写真が趣味な人はこんな人だという印象をまとめてみます。

写真を趣味とする人々の性格は多様ですが、一般的には創造性が高く、細部に注意を払う傾向にあります。

このような性格は、カメラを使って美しい瞬間を捉える際に非常に役立ちます。

また、写真趣味の継続は、これらの性格特性と密接に関連しています。

まず、創造的な性格は、常に新しい視点や新しいテクニックを探求する動機を与えます。

新しい場所を訪れたり、異なる時間帯に撮影を試みたりすることで、写真家は自己表現の新たな形を発見することができます。

写真が趣味な人はこんな人

この探求心は、趣味としての写真撮影を継続する上で大きな駆動力となります。

さらに、細部に注意を払う性格は、技術的なスキルの向上に直結します。

写真を通じて、光の微妙な変化や色のニュアンスを理解し、それをどう捉えるかに敏感になります。

写真技術の向上は自己満足につながり、その達成感が趣味を長く続ける理由の一つとなるのです。

このように、写真が趣味の人々は、創造性豊かで細部にこだわる性格が、自らを表現し、技術を磨く動機を与えます。

そして、これらの特性は、カメラという趣味を長期間にわたって楽しむための重要な要素となります。

写真の趣味を持つ方々には、新しい技術やスタイルを学ぶことの楽しみを見つけていただきたいですね。

それが自己成長につながり、さらに多くの創造的な成果を生み出す源泉となるでしょう。

趣味としてカメラが続かない人向け カメラの基本と始めるメリット

趣味としてカメラが続かない人向け カメラの基本と始めるメリット
  • 改めてカメラを趣味として始めるためのポイント
  • 女性にこそカメラを趣味にすることをおすすめしたい
  • カメラを使う頻度を高める

ここまでカメラの趣味が長続きしない理由をまとめてきました。

ここからはカメラの趣味を途中で止めてしまった人に向けて、もう一度カメラを趣味として始めるために知っておいた方が良いポイントをまとめていきます。

改めてカメラを趣味として始めるためのポイント

本体サイズの小さいカメラを使う

まずは、どのカメラを選ぶかが重要ですが、カメラの趣味を止めてしまった方なら、すでに立派なカメラをお持ちだと思うのでそちらを使ってください。

もし、新しく買い換えて再スタートしたいとお考えであれば、個人的には手軽に扱えるコンパクトカメラをおすすめします。

どうしてもレンズ交換式のカメラでないとイヤだという方は、マイクロフォーサーズもしくはAPS-C規格のミラーレスカメラをおすすめします。

これらは多くの機能が自動化されており、撮影の基本を学ぶには最適です。

また、コンパクトカメラやマイクロフォーサーズ、APS-C規格のカメラをおすすめするのには、本体の大きさも関係しています。

本体サイズの小さいカメラを使う

最初のうちは本体のサイズが小さいカメラを使うことをおすすめします。

具体的な機種名をあげておきます。

コンパクトカメラ:RICOH GRⅢシリーズ FUJIFILM X100Ⅵ など
レンズ交換式カメラ:OLYMPUS PEN E-P7 FUJIFILM X-S20 SONY α6400 など

小さなカメラをおすすめする理由は以下の2つ。

  • 持ち出しやすい
  • 撮影時に悪目立ちしにくい

本体サイズが小さい方が外に持ち出しやすいというメリットがあります。

ちょっと散歩に行くときでも、旅行などで荷物が多いときでも、カメラは小さい方が持って行きやすいんです。

自分はフルサイズのミラーレス一眼を使っているのですが、フルサイズのカメラだと本体サイズもレンズサイズも大きくなってしまうので、持ち出すの面倒だな・・・と躊躇することが増えます。

カメラを外に持ち出さなければ写真を撮る機会がなくなるため、そもそも趣味として成立しなくなってしまうことになりかねません。

大事なのは少しずつでもカメラとともに外に出かける機会を増やすこと。

撮影すればするほど、撮影の楽しみが広がり、カメラ趣味が一層魅力的なものになるからです。

また、上記でも述べましたが、大きなボディのカメラで撮影していると場所によっては悪目立ちします。

写真を撮られている方も、大きなカメラでの撮影はカメラを意識しすぎてしまい表情が硬くなる傾向が強いです。

これらの理由で最初は本体サイズが小さなカメラからスタートしてみましょう。

カメラを購入するのではなくレンタルするという手もある

物価上昇や半導体不足のせいかわかりませんが、最近カメラやレンズの値上がりが止まりません。

値上がり幅も結構大きくて、今はカメラは簡単に手が出せるものではなくなってしまいました。

そんな高価なカメラを買ったにもかかわらず、また使わなくなってしまったらと思うとカメラを再度スタートするのも躊躇してしまいますよね。

そんなときは、カメラを購入するのではなく、借りてお試しで使ってみるという方法をおすすめします。

上記でも述べたとおり、自分は普段ミラーレスの一眼レフカメラを使用していますが、レンズも値段が上がっていてなかなか手が出せません。

なので、それほど使用頻度が高くないレンズはレンタルすることにしています。

初めてレンタルサービスを使う場合はGOOPASSモノカリゲオあれこれレンタルといった大手のレンタルサービス会社からチェックしてみましょう。

借りることができるカメラやレンズの種類も多いし、レンタル中にもし何かトラブルがあったときに迅速に対応してくれるサポート体制が整っているからです。

カメラの基本操作をマスターする

使うカメラが決まったら、次は選んだカメラの基本操作を学びましょう。

シャッタースピード、絞り、ISO感度などの基本的な用語を理解することが、上達への第一歩となります。

これらの設定が写真の明るさやボケ感にどのように影響するかを把握することが大切です。

カメラによって操作方法が異なるので取扱説明書などを参考にして操作方法をマスターしてください。

個人的におすすめなのが、YouTubeを使う方法。

カメラの基本操作をマスターする

YouTubeで選んだカメラの機種名を検索するとほとんどの機種で使い方を説明してくれている動画が出てきます。

その動画を見ながら同じように真似して使ってみてください。

撮影した写真はプリントする

スマートフォンの写真機能もかなりレベルが高くなったので、スマートフォンで写真や動画を撮影する人も増えてきました。

スマートフォンで撮った写真ってどうしていますか?

撮ったら撮りっぱなしでそのままにしていませんか?

コンデジ等で撮った写真は多くの人がPCで保管・管理することになると思います。

スマートフォンで撮った写真であれば、暇なときに写真アプリでどこでも見ることができるので、まだ良いかもしれませんが、PCで管理している写真を定期的に見る人ってどのくらいいるのでしょうか。

おそらく、PCにデータを入れたままほったらかしにしてしまう人が大多数なはず。

撮影した写真はプリントする

子どもの写真、家族の写真、旅行先での風景写真等、思い出を切り取った写真をほったらかしにしてしまうのは非常にもったいないことです。

そこで、撮った写真は必ずプリントしてアルバムに保存しておくことをおすすめします。

アルバムにして手の届きやすい場所に置いておけば、すぐに家族との思い出に浸ることができるのです。

また、写真をしっかり見返すことができるというのもプリントした方が良い理由のひとつになります。

どのような点が上手く撮れているのか、何が改善点かを考えながら写真を見てみてください。

これを続けることで次第に撮影技術が向上していきます。

女性にこそカメラを趣味にすることをおすすめしたい

個人的にカメラは女性にこそお勧めな趣味だと考えています。

ここでは、特に女性におすすめのカメラ趣味のアプローチをご紹介します。

カメラは単なる技術的な趣味ではなく、創造性や表現力を育む素晴らしい手段です。

まず、女性には特にデザイン性と操作性を兼ね備えたカメラがおすすめです。

市場にはスタイリッシュで持ちやすく、直感的な操作が可能なカメラが数多く存在します。

これらのカメラは、日常的に持ち歩きやすく、気軽に写真を楽しむことができます。

女性にこそカメラを趣味にすることをおすすめしたい

また、日常の何気ない瞬間を切り取る「ライフスタイル写真」は、女性に特におすすめのジャンルです。

おしゃれなカフェ、美しい花、友人や家族の自然な表情など、身の回りには美しいシーンが溢れています。

これらを自分の目で捉え、カメラを通じて表現することで、より日々の生活が豊かに感じられるようになります。

趣味としての写真撮影は、自己表現の場としても非常に効果的です。

写真を通じて自分の感じた美しさや楽しさを形にすることで、自分自身の感性を磨くことができます。

そして、その写真をSNSで共有することにより、同じ趣味を持つ他の女性との交流が生まれることもあります。

また、自然を撮影することによるリラクゼーション効果も無視できません。

公園や庭、旅行先での風景を撮影することで、日常の忙しさから離れ、心を癒す時間を持つことができます。

このような活動は、メンタルヘルスの向上にも寄与するため、非常におすすめです。

ただ写真を撮るだけではなく、生活に彩りを加え、新しいつながりを創造する手段になるはずです。

自分に合ったカメラを選び、美しい瞬間を切り取る喜びをぜひ体験してください。

カメラを使う頻度を高める

カメラを趣味として楽しむ際に、どれだけ頻繁にカメラを使うかは、趣味の充実度に大きく影響します。

カメラを定期的に使用することで、撮影技術の向上はもちろん、日常に新たな楽しみを見つけることができます。

まず、カメラの使用頻度が高いほど、操作に慣れることができます。

特に始めのうちは操作が複雑に感じられるかもしれませんが、頻繁に使うことで自然とカメラの機能を覚え、撮影時の設定選択がスムーズになります。

これにより、撮影の準備時間が短縮され、思い通りの写真を効率良く撮ることが可能になります。

カメラを使う頻度を高める

また、カメラを頻繁に使うことで、日々のささいな変化を捉える眼も養われます。

例えば、同じ場所を何度も撮影することで、季節の変化や異なる時間帯の光の違いを捉えることができるようになります。

このようにして、日常の中に隠れた美を見つける楽しさが広がります。

さらに、カメラを頻繁に使用することは、趣味のモチベーションを維持する上でも重要です。

新しい場所へ行ってみたり、新しい被写体を見つけたりすることで、写真撮影の楽しみが増え、趣味としてのカメラがさらに充実したものになります。

カメラの使う頻度を増やすためには、日常のルーティンの中にカメラを取り入れることをおすすめします。

どこに行くにも持ち歩いてください。

例えば、通勤や散歩の際にカメラを持って行く、週末は特定のテーマで撮影するなど、小さな目標を設定すると良いでしょう。

これにより、写真を通じて日常が豊かになり、カメラという趣味を深く楽しむことができるようになります。

このように、カメラの使う頻度は趣味の深さと直結します。

頻繁にカメラを手にすることで、撮影技術の向上はもちろん、日々の生活に彩りを加えることができるでしょう。

まとめ:趣味として続かないとしまい込んだカメラを引っ張り出してもう一度始めてみよう!

それではここまでの内容を箇条書きでまとめます。

  • カメラが趣味として続かない人は、写真より機器としてのカメラに興味が強い場合が多い
  • 写真への興味がなければ、趣味として長続きしない
  • カメラは単なる道具であり、使用しなければ意味がない
  • カメラの個性は写真を通じて最も強く表れる
  • 現代のカメラは簡単な操作で多彩な表現が可能
  • 撮影が恥ずかしいと感じることは趣味として続かない原因の一つになりえる
  • いつでもどこでもカメラを持ち運び撮影機会を増やそう
  • 撮影した写真はプリントアウトしよう
  • カメラの機能を十分に理解し使いこなすことが重要
  • 写真に興味を持つとカメラ趣味がさらに楽しくなる
  • カメラを趣味として続けるには、撮影技術を磨くことが必要
  • 女性にはコンパクトで見た目おしゃれなカメラがおすすめ

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