「これは、しみるわ~」
普段マンガを読まない私ですが、知人におすすめされて読んでみるともうどハマり。
こんなに心揺さぶられるマンガは初めてかもしれません。
自己啓発本かと言わんばかりに学びの多いマンガ。
それが『ハイキュー!!』です。
あまりに学びが多いのでこれは記事にしなければと思い、今PCの前にいます。
この記事では、ハイキューから「習慣は第二の天性なり」という言葉を取り上げて、その言葉の意味や教訓、習慣の重要性や継続することがもたらす影響力をまとめていきます。
- 「習慣は第二の天性なり」という言葉の意味と由来について理解できる
- 『ハイキュー!!』の作品内でこのフレーズがどのように使われているかを学べる
- 習慣が成功や才能にどう結びつくかを具体的に理解できる
ハイキューで一番好きな言葉 習慣は第二の天性なり
- ハイキューとはどんな作品?
- 「習慣は第二の天性なり」ってどんな意味?誰の言葉?
ハイキューとはどんな作品?
『ハイキュー!!』は、バレーボールを題材とした日本の大人気スポーツ漫画です。
主人公の日向翔陽(ひなたしょうよう)は、小柄な体格ながらも並外れた運動神経とバレーボールへの強い情熱を持ち、強豪校を目指して奮闘します。
彼が持つ情熱や努力が、物語を通じて大きな成長につながり、読者の共感を呼んでいます。
物語の中心には、バレーボールの試合だけでなく、選手たちが抱える内面の葛藤やチームメイトとの絆、そしてライバルたちとの対立や友情などが描かれています。
この要素が物語に深みを与え、単なるスポーツ漫画を超えた感動的な人間ドラマとしても評価されています。
また、試合シーンでは緻密な戦略やバレーボールの技術がリアルに描かれており、スポーツファンも楽しめる内容となっています。
『ハイキュー!!』の最大の魅力は、「努力」と「成長」をテーマにしている点です。
主人公の日向翔陽だけでなく、彼を取り巻く多くのキャラクターたちが、それぞれの弱点や限界に向き合いながらも、挑戦を続ける姿が描かれています。
たとえ才能に恵まれなくても、日々の積み重ねや習慣を通じて自分を変え、成長していく姿が、多くの読者の心をつかんでいます。
この「挑戦を続ける」というメッセージは、スポーツに限らず、勉強や仕事、生活の中で困難に直面している人々にも強い共感を与えるものです。
さらに、『ハイキュー!!』は、キャラクター一人ひとりが個性豊かで、彼らのバックストーリーや人間関係も物語の中で深く掘り下げられています。
これにより、読者はキャラクターの成長を見守りながら、自分自身の人生や目標と照らし合わせることができるのです。
その結果、『ハイキュー!!』は老若男女問わず幅広い層から支持を受け、単なるスポーツ漫画にとどまらず、人生の教科書とも過言ではないくらい素晴らしい作品となっています。
「習慣は第二の天性なり」ってどんな意味?誰の言葉?
「習慣は第二の天性なり」とは、繰り返し行う行動や習慣が、やがてその人の性質や才能のように身につくという意味です。
もともとは、古代ギリシャの哲学者ディオゲネスの言葉と言われており、英語でも「Custom is second nature」と訳されます。
この言葉が示すのは、日々の小さな行動が積み重なることで、人は大きく成長し、もともと持っていた能力や才能を超える力を発揮できるということです。
たとえば、毎日少しずつでも努力を続ければ、それがいつしか当たり前の行動となり、やがては生まれ持った性質のように感じられるようになる、という考え方です。
ハイキューから学ぶ 習慣は第二の天性なり
- 「習慣は第二の天性なり」ハイキューでの使われ方
- 「習慣」の大切さとは?
「習慣は第二の天性なり」ハイキューでの使われ方
『ハイキュー!!』では、「習慣は第二の天性なり」というフレーズが、バレーボール強豪校・鴎台高校のスローガンとして登場します。
この言葉は、単なるチームのモットーにとどまらず、選手たちの精神を形成する重要な教えとして物語に深く関わっています。
鴎台高校の監督がこの言葉を通じて伝えたいのは、勝利や成功を当たり前のこととするためには、日々の努力を無意識にできるレベルまで習慣化することが不可欠だということです。
作中では、監督が「なんか今日は調子が悪い、はナシです」と厳しく選手たちに説きます。
この言葉の意味は、バレーボールという激しいスポーツにおいて、波がある体調や精神状態に左右されることなく、いつでも最高のパフォーマンスを発揮するためには、努力を日常の一部にする必要があるということです。
鴎台高校の選手たちは、日々の練習をただのルーチンとしてこなすのではなく、それを自分の成長に繋げる手段として意識的に取り組みます。
この結果、練習で培ったスキルや強さが、試合で自然に発揮できるレベルにまで引き上げられます。
このスローガンの背後には、習慣が人の力を変えるという深いメッセージが込められていると個人的には考えています。
生まれ持った才能に頼るだけではなく、地道な努力を積み重ねていくことで、やがてその努力が自分自身の一部となり、自然に成果を出せるようになるのです。
『ハイキュー!!』では、このように努力を続けることがいかに大切かをキャラクターたちの成長を通じて描いており、特に鴎台高校の監督が示すこの教えは、作品全体を貫く大きなテーマのひとつではないでしょうか。
「習慣」の大切さとは?
この本ご存じですか?
世界中で1,500万部以上売れている超ベストセラーです。
世界中の有名インフルエンサーの多くが「自分の人生を変えてくれた」と紹介している本としても知られています。
多くの成功者が習慣という継続的な努力が大事だと考えているのです。
「習慣」は、日々の小さな行動の積み重ねが最終的に大きな結果を生む非常に重要な要素です。
人は一度に大きな変化を起こすことは難しいものですが、毎日コツコツと続けることで、その行動が自分の力となり、やがて目標達成へとつながっていくのです。
例えば、毎朝決まった時間に起きてストレッチをすることや、日々のルーチンとして勉強や練習に時間を割くことなど、最初は小さく感じられることでも、それを毎日続けていれば、やがてそれが自然な行動となります。
そして、それが習慣として定着することで、大きな成果を生むようになります。
このように、習慣は一見地味で目立たない行動ですが、それこそが本質的に才能や能力を育て、強固な力へと変わる原動力なのです。
一方で、習慣を身につけることは決して簡単なことではありません。
人間には「ホメオスタシス」という急激な変化によるダメージから身を守るために、現状を維持しよう機能が備わっています。
よって、最初は新しい行動を取り入れること自体が負担に感じるはずです。
例えば、読書を始めるとします。
これまで読書をしてこなかった身体は、読書しないのが良いことだと考えているので、読書するのは悪いことだと認識します。
そのため、いろいろな理由を繰り出して身体に取り込まないように全力で読書すること拒絶します。
これが「三日坊主」の正体です。
では、どうしたら新しい行動を習慣化することができるのでしょうか。
その方法はただ1つ。
長期間にわたって少しずつ読書を続け、「悪いものじゃないよ」ということを身体に教え続けるのです。
そのため、習慣を身につけるには時間と忍耐が必要になります。
このように習慣化するのは非常に大変な作業なのです。
しかし、一度習慣化してしまえばもうこっちのもの。
先ほどの「ホメオスタシス」機能が働いて、今度は読書するのが良いことで、読書しないのが悪いことと認識します。
読書がやめられない身体になりますよ(^_^)
そんなわけで、小さな行動を毎日続けることは、長期的な成功につながります。
才能がないよと感じていても、少しずつ毎日の行動を積み重ねてみてください。
やがてそれが自分にとっての「第二の天性」となり、自然と成功に近づく力を手に入れることができるのです。
最後に:「習慣は第二の天性なり」以外にもハイキューには名言がたくさん出てきます
今回は「習慣は第二の天性なり」をご紹介しましたが、これ以外にもハイキューの中にはたくさんの名言が登場します。
最後に、ハイキューに出てくる名言の中で「習慣は第二の天性なり」以外に大好きなものを3つご紹介して記事を終えることにします。
「諦めない」って口で言うほど簡単なことじゃねえよ
ふと振り返ると、「絶対に諦めないよ!」って言いながら、心の中では「もうダメかも・・・」って思っていた自分がいたなと気づきます。
なんだか複雑な気持ちですが、この言葉がそんな気持ちをぴったり言い表しているんです。
でも不思議と、この言葉を聞くとちょっと元気が出てくるんですよね。
厳しい現実も受け止めつつ、それでも頑張ろうとする人間らしさが感じられるからかもしれません。
高校生の頃のキラキラした気持ちも、大人になった今のモヤモヤした気持ちも、この短い言葉がすべて包み込んでくれている気がします。
ところで平凡な俺よ 下を向いている暇はあるのか
自分の才能のなさに落ち込むことってありませんか?
自分は情けないことに、しょっちゅう落ち込んでいます。
そんなとき、この言葉が自分を奮い立たせてくれるんです。
平凡だからって、諦める必要なんてないんだって。
むしろ、平凡だからこそ、もっと頑張らなきゃいけないんですよね。
強い相手や才能ある人たちに負けないように、自分なりの武器を見つけて、それを磨いていく。
そんな勇気をくれる言葉です。
この言葉を聞くと、「前を向こう」って思えます。
平凡な自分でも、きっと輝ける瞬間があるはず。そう信じて、一歩一歩進んでいこうって気持ちになれます。
才能は開花させるもの センスは磨くもの
私たち一人一人が持つ才能は、種のようなもの。
自分の中にもその種があると信じて、努力という水や肥料を与え続ける。
センスも同じで、磨かなければ光らない原石のようなもの。
自分の可能性を信じる勇気がわいてきます。
天才じゃなくても、コツコツと頑張れば、きっと花を咲かせられるはず。
そう思えると、毎日の小さな努力も楽しくなってきます。
人生の道しるべとして、この言葉を大切にしたいです。
落ち込んだ時や、頑張りが報われないと感じた時、この言葉を思い出して、また一歩前に進む力をもらえそうです。
それではここまでの内容を箇条書きでまとめます。
- 努力と成長が『ハイキュー!!』の大きなテーマ
- 日向翔陽を含むキャラクターたちの成長が読者の共感を呼んでいる
- 習慣化はスポーツだけでなく、勉強や仕事にも応用できる
- 習慣は意識的に身につける必要があるが、定着すれば力になる
- 才能に頼るだけでなく、日々の努力が成功をもたらす
- 習慣化は、毎日の努力を無意識に行えるレベルまで高めること
- 才能ではなく、習慣が成功の鍵である
- 自分を変え、成長させるためには、地道な習慣の積み重ねが必要
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