
一眼レフカメラを持って散歩するのって、なんだか恥ずかしくない?



うん、わかる。街中で一眼レフを構えると、周りの視線が気になるんだよね。



なんか、不審者っぽく見られてないかな…って考えちゃう。



そうそう。だから、撮りたいのに堂々と撮れなくてモヤモヤするんだよね。
こんな風に思ったことはありませんか?
カメラ散歩を楽しみたいのに、なぜか気が引けてしまう…。
でも、実は多くの人が同じ悩みを抱えているのです。
なぜ、カメラを持っているだけで恥ずかしいと感じてしまうのか?
本当に周りの人は、カメラを構えるあなたを気にしているのか?
もし、気にせずに堂々と撮影できたら、今よりもっとカメラで撮影しながらの散歩が楽しくなるはず。
この記事では、散歩中のカメラ撮影が恥ずかしいと感じる心理的な理由、堂々と撮影を楽しむための具体的な方法をまとめています。
あなたも「カメラを持つことが恥ずかしい」という思い込みから解放され、自由にシャッターを切れるようになるかもしれません。
- カメラ片手の散歩が恥ずかしいと感じる心理的な原因を理解できる
- 実際には周囲の人が自分を気にしていないことを知ることができる
- 堂々と撮影することで逆に自然に見える理由がわかる
- カメラと一緒に散歩を楽しむ具体的な方法がわかる
カメラを持って散歩するのが恥ずかしい理由と原因


- 街中でカメラをぶら下げてると変なやつだと思われている気がする
- 写真を撮るのが恥ずかしいと感じる心理的な原因
街中でカメラをぶら下げてると変なやつだと思われている気がする
「カメラを持って街を歩きながら写真を撮りたいけれど、なんだか恥ずかしい…」
そんな気持ちになったことはありませんか?
私も最初はそうでしたが、街中でカメラを構えるって何となく抵抗ありますよね。
「周りの目が気になる」「不審者っぽく見られそう」「シャッター音が響くのが怖い」など、理由はさまざまですが、どれも共通しているのは 『人にどう思われるかが気になる』 ということ。
でも安心してください。


実はカメラを持つことは恥ずかしいことではなく、むしろ堂々としていたほうが自然に見える のです。
ここでは、カメラを持って散歩するのが恥ずかしいと感じる理由を紐解いていきます。
カメラを構えていると周りから変な目で見られている気がする
私が住んでいるような田舎町では、街中で一眼レフカメラを使って写真を撮っていると、何をしているんだろうと気になるのか他人様から見られているという視線をたまに感じます。
私は建物の写真を撮ろうとひとりで出かけるのですが、世間的に知られている有名建築であれば、他にも写真を撮っている人がいたりすることもあるので比較的気軽に撮影ができます。
でも、あまり知られていないけど建築を知っている人の中では有名な建物を撮影しているとき、見られている視線を感じることがあるんですよね。
「何でこんなところで写真を撮っているんだろう思われているんだろうな」と感じながら撮影していますが・・・。
一眼レフカメラだと目立ってしまう気がする
一眼レフカメラのような大きなカメラを構えていると目立つんですよね。
そういうカメラを使っている人は雑誌とか何かの媒体の撮影かもと思って、自分もそういう人がいると何を撮っているのか気になってつい見てしまいます。
でも、スマートフォンで撮影している人を見ても、写真撮ってるんだくらいの感覚であまり気にならないのが不思議です。
不審者に見られないか不安
自分はただ風景を撮影しているだけなのに、何か変なものを撮っているんじゃないかと思われているのではと不安を感じる人も多いかと思います。
隠し撮りや盗撮といったニュースが数多く報道されているのもあって、余計にそう思ってしまいますよね。
ただ、それを気にしすぎるとそれが行動に出てしまい、逆に目立ってしまうと言う事態にもなりかねないので注意が必要です。
写真を撮るのが恥ずかしいと感じる心理的な原因
多くの人が上記のようなことを感じた経験があると思うのですが、カメラを構えると周りの目が気になると感じるのは、心理的な仕組みによるものなのです。
つまり、恥ずかしいと感じるのには理由があると言うこと。
理由がわかれば、その気持ちを軽減することができます。
ここでは、上記で挙げた3つの要因について心理学的な観点も踏まえてまとめていきます。


他人の目を過剰に気にしてしまう(自意識過剰の罠)
「街中でカメラを構えていると、変な目で見られているかも・・・」というのは勘違いであることが多いです。
人間は自分のことで精一杯なので、他人の行動にはほとんど注意を払っていません。
言い換えれば、誰もあなたのことを気にしていないということです。
これを心理学では「スポットライト効果」と呼んでいます。
この効果が原因で、実際には見られていないのに見られているかもと錯覚してしまうのです。
たとえば、「髪型を変えたのに、誰も気づいてくれなかった」「失敗したと思っても、周りの人はすぐに忘れていた」このような経験はありませんか?
カメラを持っているあなたも同じです。
街中でカメラを持っていると「あの人、何撮ってるんだろう」と数秒間は見られるかもしれませんが、その後すぐに忘れられます。
自分が他人に興味を持たないのと同じで、他人もあなたには興味がないと理解するだけで、驚くほど気が楽になりますよ。
スポットライト効果についての詳細はこちらのサイトを参照ください。
日本実践カウンセラー協会 「『スポットライト効果』自意識過剰な私の克服法」
カメラを構えると「目立つ」ように感じる
一眼レフやミラーレスカメラを使うと「写真を撮っている感」が強くなります。
そのため、必要以上に目立っているように感じてしまうのです。
これは、カメラを構える動作自体が撮影していることを周囲に伝えてしまうためにおこるのです。
スマートフォンの撮影はもはや日常風景になじんでしまっているため、誰も気にしません。
しかし、本格的なカメラを持つと「何か特別なものを撮っている」ように見えるので、違和感を感じることがあります。
この違和感の正体は、「スマートフォンで撮るのは普通だけど、カメラで撮るのは珍しい」という思い込みです。
ただ、近年のカメラブームにより、街中で撮影することは珍しいことではなりつつあるように感じます。
SNSやYouTuberなどの影響で「撮影すること」が日常になっているからです。
つまり、カメラを構えること自体が日常風景になりつつあるのです。
カメラを持っていても「あの人、写真撮るのが好きなんだな」くらいにしか思われません。
街中でカメラを持つのは普通のことだと思えば、気負わず撮影できるようになります。
「カメラを持っている=怪しい」と思われるのでは?という不安
カメラを持っているからと言って、不審者扱いされるわけではありません。
むしろ、正しい行動をすれば「プロっぽい」と良いイメージを与えることになります。
堂々と撮影している人は、「何かの取材をしている人」「本気で写真を撮っている人」と認識されやすいです。
つまり、見た目や立ち振る舞いが大きく影響するということです。
たとえば、服装や髪型など、身なりが小汚い人がカメラを持っていたら何か怪しいと思われてしまうかもしれませんが、きちんとした服装で堂々と撮影していたら、そのように思われることはありません。
大事なのはこそこそ撮らないこと。
不安そうに周囲を気にしながら撮影しているから「何してるんだろう?」と逆に怪しまれてしまうのです。
堂々とした態度で撮影する方が、自然に見えて怪しまれません。
こうすればカメラを持って散歩しても恥ずかしいと思わない


- 堂々と撮る方がカッコいい
- どうしても恥ずかしい時はここから試してみよう
- カメラを持って散歩することに関してよくある質問と答え
堂々と撮る方がカッコいい
散歩中にカメラを構えることが恥ずかしいと感じる理由を挙げてきましたが、その中のひとつ、「カメラを持っていると怪しいと思われてしまう」ということについて、もう少し深掘りしていきます。
堂々と撮影したほうが自然に見えて怪しまれないと上記で書きました。
ここでは怪しまれない理由をまとめていきます。


クリエイティブな人は魅力的に見える
好きなことに打ち込んでいる人は、それだけでカッコよく見えませんか?
何かに熱中している姿は魅力的に映るのです。
本気で写真を撮っている人も同じ。
端から見ると、ただのカメラ好きではなく、「クリエイター」として認識されるのです。
あなたが堂々とカメラを構えていれば、周囲の人は逆にポジティブな印象を抱く可能性が高いのです。
実際にプロのフォトグラファーは堂々と撮っている
プロのカメラマンが堂々と撮影できるのは、「見られるのが怖くないから」ではなく、「撮影に集中しているから」です。
夢中になると、周囲の目も気にならなくなるからです。
つまり、堂々と取っている人は撮影に夢中になっている、カメラでの撮影を楽しんでいるだけなのです。
彼らのように撮影に夢中になってみましょう。
散歩しながらお気に入りの風景を見つけること、それを写真に収めることだけを意識してみてください。
自然と恥ずかしさは軽減されているはずです。
どうしても恥ずかしい時はここから試してみよう
ここまで、散歩をしながらカメラで撮影することは恥ずかしいことではないので堂々と撮影しようという考え方をお伝えしてきました。
しかし、「頭ではわかっているけど、やっぱり気になる・・・」という人も多いはず。
そんなあなたのために、まずはこれから試してみてほしいという具体的な方法をご紹介します。
ここでご紹介する方法で慣れていけば、自然と周囲の目も気にならなくなるはずです。


まずは「撮影スポット」を散歩することから始めてみる
まずはカメラを持っていても違和感のない場所を散歩することから始めてみてください。
自然にカメラを構えることができる環境であれば、恥ずかしさを感じにくいからです。
おすすめの撮影スポットは「観光地」「大きな公園」「イベント」です。
こういった環境であればカメラを持っている人がたくさんいます。
このような撮影しやすい場所で場数を踏んでいくと自然と恥ずかしさがなくなりますよ。
小さいカメラから始めてみる
上記でも触れましたが、一眼レフカメラ等の本格的なカメラを使用すると「撮影している感」が強くなります。
そこで、スマートフォンや小型カメラを使って撮影することから始めてみてください。
以前書いた記事「カメラが趣味として続かない理由と再スタートする方法をまとめてみた」にも書きましたが、本体サイズの小さなカメラを使うと、悪目立ちしにくくなります。
また、小さいカメラは持ち出しやすく、散歩中邪魔になりにくいのでおすすめです。
ひとりではなく誰かと散歩する
ひとりで撮影していると不安感が増すのであれば、誰かと一緒に散歩をして撮影をしてみることをおすすめします。
ひとりで撮影すると「自分だけ目立っている」と感じてしまいますが、誰かと一緒なら「みんなで撮影している」という意識になり、周囲の目も気にならなくなるからです。
フォトウォークや撮影会が人気なのは、共通の趣味を持つ仲間がいると堂々と写真が撮れると感じるからです。
私の場合、最近は子どもと一緒に散歩をしています。
子どもがいるだけで、「子どもの写真を撮っている」という意識になるため周囲の目が気にならなくなります。
ペットを飼っている方はペットと一緒に散歩をするのも良さそうです。
カメラを持って散歩することに関してよくある質問と答え
最後にカメラ片手に散歩するのが恥ずかしい理由と対策をまとめます
ここまでの内容を箇条書きでまとめます。
- カメラ散歩が恥ずかしいと感じるのは「自意識過剰」によるものであり、実際には周囲の人はほとんど気にしていないため、堂々と撮影することが大切である。
- 「クリエイティブな人は魅力的に見える」という心理を活用し、カメラを構えることを恥ずかしがらずに、むしろ誇りを持って撮影する姿勢が重要である。
- 撮影時の服装や立ち振る舞いを整え、自然にカメラを持つことで「撮影するのが普通の人」として周囲に違和感を与えずに撮影を楽しめる。
- 初心者はまず観光地や公園など「カメラを持っている人が多い環境」で撮影を始め、場数を踏むことで次第に恥ずかしさがなくなっていく。
- 「考える前に1枚撮る」という意識を持ち、恥ずかしさを感じる前にシャッターを切ることで、次第にカメラを持つことが当たり前になり、気にならなくなる。
カメラを持っての散歩が恥ずかしいと感じるのは、多くの人が経験することですが、その理由の多くは「自意識過剰」によるものです。
実際には、周囲の人はあなたの行動をそこまで気にしておらず、むしろ堂々と撮影している方が自然に見えることもあります。
もし恥ずかしさを克服したいなら、まずは「誰も自分を見ていない」と意識を切り替え、観光地や公園など撮影しやすい環境で慣れることが大切です。
さらに、コンパクトなカメラを使ったり、誰かと一緒に撮影したりすることで心理的なハードルを下げることもできます。
大事なのは、撮影することを楽しむ気持ちを持つこと。
カメラを携えた散歩を気軽に楽しみましょう!





