
今年も手帳買ったけど、全然使えなかったわ



わかる!最初はやる気があったのに、いつの間にか開かなくなるんだよね



手帳をちゃんと活用できる人ってどうやってるんだろう



やっぱり意志が強いのかな。続かない自分はダメに思えてくる・・・
手帳を使いこなしたい気持ちはあるのに、結局使わなくなってしまう。
この繰り返しに、モヤモヤしてしまう人は少なくありません。
「せっかく買ったのに無駄にしちゃった…」と罪悪感を感じることもあるでしょう。
でも、実は手帳が続く人と続かない人の違いは、意志の強さではなく「ちょっとしたコツ」にあります。
手帳を活用できる人は、自然と手帳を開く仕組みを作っているだけなのです。
この記事では、「なぜ手帳を結局使わなくなってしまうのか?」という理由を掘り下げ、手帳を無理なく続けるための方法を紹介します。
「またダメだった…」と諦める前に、ちょっとした工夫で手帳の使い方が変わることを知ってください。
- 手帳を結局使わなくなる本当の理由と解決策が分かる
- 手帳を続けられる人だけが実践している習慣の違いが分かる
- 面倒くさがりでも無理なく続けられる手帳の活用術が分かる
- 手帳にこだわらず自分に合った管理方法を見つけるコツが分かる
買ったはいいが結局使わない手帳が増えてしまう理由


- 結局手帳を使わなくなる…と悩むあなたへ
- 手帳を続けられる人 vs. すぐ挫折する人:決定的な3つの違い
結局手帳を使わなくなる…と悩むあなたへ
「今年こそは手帳を活用するぞ!」と意気込んで買ったものの、気づけば開かなくなってしまう——。
そんな経験、ありませんか?
最初はやる気満々でも、数週間、あるいは数日で手帳を使わなくなってしまう人は少なくありません。
一方で、当たり前のように手帳を活用し続けている人もいます。
この違いは、一体どこにあるのでしょうか?
この記事では、「手帳を続けられる人」と「すぐ挫折する人」の違いを明らかにし、あなたが手帳を無理なく使い続けられる方法を紹介します。
まずは、多くの人が手帳を使わなくなる理由を見ていきましょう。


手帳を続けられないのは意志が弱いからではない
手帳を続けることができないのは、「自分の意志が弱いから」ではない場合が多いです。
多くの人は、「手帳=習慣」だと考えていると思うのですが、私は「手帳=仕組み」が正しいと考えます。
無理なく続ける仕組みがなければ、どれだけやる気があっても挫折してしまうからです。
たとえば、毎日歯を磨くのは「意思の力」ではなく、「生活習慣の一部」になっているから毎日続くのです。
手帳も同じで毎日使いたいのであれば、毎日使うための仕組みを作らなければいけません。
「手帳を続けられる人」と「すぐ挫折する人」は何が違うのか
手帳を続けられる人は書き方や使い方に一定のルールを持っているのに対し、挫折してしまう人はルールがなく、無鉄砲に手帳を使い始めてしまう傾向があります。
何を書くかが明確になっていないと、「何を書こう?」と悩んでしまい、結果的に面倒になって手帳を開かなくなってしまうからです。
たとえば、手帳が続く人は「1日1行だけ書く」「タスク管理だけに使う」といったシンプルなルールを決めています。
一方で、挫折してしまう人は「毎日びっしりと書かなければいけない」と思い込んでおり、それが負担となってしまい挫折につながってしまう方が多いです。
手帳を続けたいなら完璧を目指してはいけない
手帳を続けるためには、「きれいに書く」「全ての予定を記入する」といった完璧主義を手放しましょう。
手帳を使う目的は、「日々の予定やタスクを管理し、自分の生活を整理すること」です。
見た目を整えることや、手帳のフォーマットに従い全てを網羅することが目的ではないのです。
実際に手帳を続けている方の多くは、「書き漏れがあっても気にしない」「思いついたことだけを書く」というような柔軟な使い方をしています。
実際私も完璧を求めてそれが苦痛になり、いつの間にか手帳をほったらかしにしてしまった経験が何度もあります。
でも、今はザックリと書けばOK!という意識で手帳と向き合っていて、「無理にでも手帳に何か書かなきゃ」という意識も捨てました。
なので、手帳の中に空白の部分が結構あるのですが、毎日気軽に手帳を開くことができるようになりました。
手帳を続けられる人 vs. すぐ挫折する人:決定的な3つの違い
手帳を使い続けられる人と、気づけば使わなくなってしまう人——。
上記でも少し触れましたが、この違いは「意志の強さ」ではなく、実は 「手帳との向き合い方」 によって生まれます。
「手帳を続ける人」は 無理なく続けられる工夫 を自然と取り入れているのに対し、「挫折する人」は 無意識のうちに手帳を使いづらくする習慣 を持っています。
ここでは、両者の違いを3つのポイントで解説していきます。
あなた自身の手帳の使い方と照らし合わせながら、ぜひチェックしてみてください!


「目的」が明確かどうか
手帳を続けている方は、手帳を「何のために使うのか」が明確になっています。
目的が明確でないと、何を書けばいいのかわかりません。
結果的に手帳を開くこと自体が面倒になり、挫折してしまうのです。
たとえば、「仕事のタスク管理」「日々の気づきを記録する」など、目的を決めていて書くことがハッキリしているので、自然と手帳を開く習慣がつくのです。
一方で、挫折してしまう人は「手帳を使うと自己成長すると聞いた」「なんとなく便利そう」と目的を決めずに使い始めてしまうため、活用方法が定まらず、使わなくなってしまうのです。
書く内容をシンプルにしているか
手帳を続ける人は、「最低限のことだけを書く」習慣を持っています。
書くハードルを下げることで、書くことが面倒にならずに続けることができるからです。
上記でも触れましたが、手帳が続く人は手帳を使い始める前に簡単にできるルールを設けているため、手帳を開くハードルが下がります。
一方で、挫折する人は、「毎日詳細に書かなければダメ」「きれいに書かないとダメ」とハードルを上げてしまう人が多く、そのプレッシャーにより手帳を開かなくなってしまうのです。
手帳を開くタイミングが決まっているか
手帳を続けている人は、いつ手帳を開くかを決めている人が多いです。
習慣化のコツはトリガー(きっかけ)を作ること。
決まったタイミングで手帳を開くと、自然と継続しやすくなります。
たとえば、「朝のコーヒーを飲むときに開く」「寝る前に1分だけチェックする」など、特定の行動とセットにすると、手帳を開くのが習慣化しやすいです。
一方で、挫折してしまう人は「気が向いたときに書こう」となっているため、忙しくなると後回しになり、そのまま使わなくなってしまうのです。
ちなみに、私は朝起きて少し勉強しているのですが、その勉強の前に手帳を開くことを習慣としています。
手帳の使用目的が勉強の進捗管理なので、勉強前に今日の勉強内容や進捗確認をするためです。
結局使わないを卒業するための手帳との付き合い方


- すぼらな人でも手帳が続く人になる方法
- それでも手帳が向いてないと思うなら無理に使わなくても大丈夫!
- 手帳を使いこなすことに関する質問とその答え
すぼらな人でも手帳が続く人になる方法
「手帳を続ける人と挫折する人の違いは分かったけど、どうやって改善すればいいの?」と感じている人もいるかもしれません。
実は、手帳を無理なく続けるためのコツはとてもシンプルです。
ポイントは 「手帳を開くハードルを下げること」 と 「仕組み化すること」。
ここでは、すぐに実践できる3つの簡単なコツを紹介します。
どれも難しくないので、気軽に試してみてください!


手帳の役割を「1つだけ」に絞る
手帳を続けるためには、「1つの目的に特化させる」ことがおすすめです。
手帳の用途が多すぎると、「何を書けばいいのかわからない」とか「管理が面倒くさい」という状況になり、続かなくなってしまうからです。
あれもこれも書こうとすると負担が増えます。
「スケジュールだけ書く」「日記専用にする」「アイデアメモ」と言った具合に用途を絞り、迷わず使えるようにしましょう。
書くことの範囲も定まるので、書きやすくなるはずです。
毎日書かなくてもOK!週1回でも問題なし
手帳を毎日書かなければいけないという思い込みを捨てましょう。
ここでは週に1回としていますが、月に1回でも、書きたいときだけでもいいのです。
毎日書かなきゃと考えてしまうと、それが負担になってしまい手帳が続かなくなります。
たとえば、「日曜日に1週間の予定を書き込み、それ以外の日は手帳を見るだけにする」といったように、ハードルを下げた設定を行ってみましょう。
何かを習慣になるまでには時間がかかります。
続けようと思ったら、まずは確実に跳べるハードル設定を行い、それを少しずつ上げていくのが鉄則です。
○○したら手帳を開くという行動パターンをつくる
普段習慣になっている行動と手帳を開くという行動を合体させてみましょう。
たとえば、朝コーヒーを飲む習慣があるのであれば、コーヒーを飲んでいるときに手帳を開く。
通勤に電車を使っているのであれば、通勤電車の中で手帳を開く。
といったように、すでに行っている行動に手帳を付け加えると新たな行動の自動化を促すことができます。
この方法は「ハビットスタッキング」と呼ばれています。
研究例は多くありませんが、理論上は新しい習慣を身につける効率的な方法と考えれています。
ハビットスタッキングの詳細は、以下のサイトを参照してください。
パレオな男 「【質問】最強の習慣化術?「ハビット・スタッキング」はどうやって使うべきでしょうか?」
それでも手帳が向いてないと思うなら無理に使わなくても大丈夫!
「手帳を続けるコツは分かったけれど、それでもやっぱりしっくりこない…」と思っていませんか?
実は、手帳が続かないのは 「あなたに意志がないから」ではなく、「手帳というツールが合っていないだけ」 かもしれません。
世の中には、手帳以外にも予定やタスクを管理する方法がたくさんあります。
もし手帳を使い続けることがストレスになるなら、無理をせず 「自分に合った別の方法」 を見つけるのも一つの選択肢です。
ここでは、手帳の代わりになるおすすめのツールを紹介します!


スマートフォンのアプリで管理する
「やっぱり手帳を開くのは面倒」「持ち歩くのが大変」と感じる人は、スマートフォンのアプリでの管理をおすすめします。
今や持っていない人を探す方が難しくなりつつあるスマートフォン。
これなら常に持ち歩いているため、すぐに予定やタスクを確認・追加できるからです。
たとえば、Googleカレンダーを活用すれば予定やタスクを簡単に管理できます。
また、「リマインダー機能」を使えば、手帳を開かなくても大事な予定があることをスマートフォンが教えてくれます。
紙の手帳よりスマートフォンが使いやすいと感じるなら、無理に手帳を使う必要はありません。
付箋やメモを活用する
とにかくシンプルに管理したいと言う人には、付箋やメモ帳での管理が向いています。
手帳ほど大げさではなく、手軽にメモできるため、書くことが負担になりません。
たとえば、やることリストを付箋に書いてPCやノートに貼るだけでも、手帳の役割を果たします。
また、「1日1枚のメモに予定を書く」習慣をつければわざわざ手帳を持ち歩く必要もありません。
細かいことを書くのが苦手な人は、手帳を使うよりこの方法が合っているかもしれませんよ。
ホワイトボードを活用する
手帳に書くよりも、目に見える形で管理したいという方にはホワイトボードやノートをおすすめします。
手帳を開く手間がなく、常に目に入る場所に予定やタスクを記録できるからです。
たとえば、デスク前にホワイトボードを設置して「今日やること」を書き出せば、手帳を開かなくても管理が可能です。
卓上で使えるサイズのボードも数多く発売されているので、そもそも手帳を開くですら面倒という方にはこちらの方法をおすすめします。
ちなみにですが、私は欧文印刷から発売されている「nu board (ヌーボード) A3判
A3判のホワイトボードでデスクに立てて置いて、就業前に今日やることを書いたり、電話の内容やデスクまわりで打合せをしたときのメモを記入したりしています。
ホワイトボードが真っ白になったら今日のタスクは全て終了というルールを決めて使ってます。
手帳を使いこなすことに関する質問とその答え
最後に手帳を買っても結局使わない理由とその対策についてまとめます
ここまでの内容を箇条書きでまとめます。
- 手帳を続けられる人は、目的を明確にして使うルールを決めることで、迷わず手帳を開く習慣を作っている。
- 書くことをシンプルにすることで、手帳を開くハードルを下げ、無理なく継続しやすい環境を整えている。
- 手帳を開くタイミングを決め、日常のルーティンと結びつけることで、自然に習慣化させる工夫をしている。
- 手帳の活用にこだわらず、スマホや付箋などの代替ツールを活用し、自分に合った管理方法を見つけることが大切。
- 手帳を続けることが目的ではなく、自分にとって負担にならない形で予定やタスクを管理することが本当に重要である。
手帳を使わなくなってしまう理由には、意志の強さではなく「使い方の工夫」が関係していることが分かりました。
手帳を続ける人は、無理なく習慣化できる仕組みを作り、シンプルなルールを取り入れています。
もし「また使わなくなってしまうかも…」と不安なら、まずは手帳の目的を一つに絞り、書くことのハードルを下げてみましょう。
また、無理に毎日書く必要はなく、週1回の更新やスマホとの併用など、自分に合った使い方をしてみてください。
それでも手帳が続かない場合は、付箋やホワイトボード、デジタルツールを活用するのも一つの手です。
大事なのは、手帳を使うことではなく、タスクや予定を管理しやすい方法を見つけること。
自分に合ったスタイルで、手帳との付き合い方を見直してみてください。





