少し前にこんな記事を書きました。
この記事を書いてから自分も来年用の手帳について手帳会議を開催しました。
あれこれ考えてみて来年の方針が決まったので今日はその結果を記事にしてみます。
タイトルにも書きましたが、来年はジブン手帳bizとノートを併用した使い方をしてみることに決めました。
先ほど紹介した手帳会議の記事の中で、複数冊使いはあまりおすすめしないようなことを書いてしまったのですが、今回は訳あって複数冊としました。
その訳も記事の中で明かしていきます。
この記事が手帳選びに迷っている方にとって何かの参考になったらうれしいです。
- ジブン手帳の各シリーズの特徴と違いを理解できる
- ジブン手帳を使った目標管理や習慣の追跡方法について学べる
- 手帳の種類ごとにどのようなシチュエーションで使うと効果的かを理解できる
- 自分に合ったジブン手帳の選び方と活用方法を判断できる
ジブン手帳 bizの使い方を説明するその前に
- トラベラーズノートからの乗り換え
- ジブン手帳の種類とその特徴
- ジブン手帳を使うのに向いている人
- ジブン手帳とノートで何を管理するのか
トラベラーズノートからの乗り換え
これまで約10年間くらいトラベラーズノート(レギュラーサイズ)を使用してきました。
トラベラーズノートではマンスリータイプの手帳とメモ書き用の方眼紙リフィルの2冊を挟んで、どこに行くにも持ち歩いて使ってきました。
こんな長く使ってきたにもかかわらず、なんでまたトラベラーズノートからジブン手帳に乗り換えたのか。
それは、自分にとって今年は生活環境が大きく変わった1年になったことが一番の理由です。
1日の多くを仕事などで家の外で過ごす生活から、自宅で過ごす生活に大きく変わったんです。
このような生活の変化に伴って時間を管理する方法や管理するモノ自体もこれまでとは変わってきたこともあり、心機一転手帳自体も変えてみることを決めました。
ジブン手帳の種類とその特徴
ジブン手帳は、個々のニーズに対応するために、用途に応じた4つの主要なシリーズが展開されています。
それぞれのシリーズは異なる機能や特徴を持ち、ユーザーのライフスタイルに合わせた選択が可能です。
ここでは、各シリーズの特徴をまとめてみます。
それぞれのシリーズとも手帳の大きさはA5スリム版、B6スリム版の2種類から選べます。
Standard
上記写真はジブン手帳2025公式Webサイトより引用
まず、ジブン手帳の基本となるモデルが「Standard」です。
このシリーズは、年間のスケジュール管理やタスク管理を行う「DIARY」に加え、人生の重要な出来事や目標を記録するための「LIFE」、日々のアイデアやメモを自由に書き留める「IDEA」の3冊セットで構成されています。
特に注目すべきは、3分冊スタイルという点です。
この形式により、スケジュールや日常的な記録と、一生にわたって保持したい情報を分けて管理することができます。例えば、次の年に手帳を買い替えた際も「LIFE」の部分だけは引き継ぎ、新しい手帳に情報を移行することが可能です。
Standardシリーズは、年間スケジュールをしっかり管理しつつ、長期的な視点で自分の人生の記録を蓄積したい人に最適な手帳と言えます。
biz
上記写真はジブン手帳2025公式Webサイトより引用
次に紹介するのが、ビジネスシーンに特化した「Biz」シリーズです。
これが自分がこれから使おうと決めたモデルとなります。
このモデルは、Standardシリーズの「DIARY」をベースにフォントや色使いなどをビジネスに適した仕様に変更した物になります。
フォーマット自体はStandardもBizも同じです。
「LIFE」「IDEA」は付属されていません。
あと、紙の種類が変更になっています。
Biz以外のシリーズでは「THIN PAPER」という薄くて軽い消せるボールペンでこすっても紙がぐちゃっとなりにくい紙を使用しているのに対し、Bizはインク乾きが良く、裏移りしにくい「MIO PAPER」が使われています。
Lite
上記写真はジブン手帳2025公式Webサイトより引用
一方、「Lite」は、手軽にジブン手帳の良さを体験したい方や、手帳初心者におすすめのモデルです。
Standardシリーズに比べて、内容が簡素化されているため、シンプルに使い始めることができるのが特徴です。
例えば、スケジュールやタスクを管理するページはそのままに、余計なページがないため、書き込みの手間が少なくなっています。
そのため、手帳を使い慣れていない人や、あまり多くの情報を記録する時間がない人でも、気軽にライフログを残すことができます。
ジブン手帳を初めて使う人や、シンプルな使い勝手を求める人に向いているシリーズです。
DAYs
上記写真はジブン手帳2025公式Webサイトより引用
1日1ページ形式と言えばほぼ日手帳が有名ですが、ジブン手帳にも「DAYs」という1日1ページ形式のモデルがあります。
このモデルは、毎日詳細に記録を残したい人に最適です。
1ページごとに1日のスケジュールを管理できるため、細かいタスクやライフログ、感情の記録などをしっかりと書き留めることができます。
また、時間ごとのスケジュールだけでなく、メモや振り返りのスペースも広く確保されているため、日記としても活用できます。
DAYsの大きな特徴のひとつ時間軸の配置です。
ほぼ日手帳を含めて通常1日1ページの手帳ではページの左側に時間軸が配置されていることがほとんどですが、DAYsは時間軸が紙面の中央に配置されています(上記中央の写真参照)
これにより、例えば、左側に予定を記入して右側には実際の行動記録を記入するとか、左側に今日やることリストを作っておいて右側で予定を記入していくとか、使い方のバリエーションが増えます。
これら4つのシリーズは、それぞれ異なるライフスタイルやニーズに応じた特徴を持っています。
多忙なビジネスマン、手帳初心者、ライフログを簡潔に残したい人、日々の自己成長を追求する人など、さまざまなユーザーが自分に合ったジブン手帳を見つけることができるでしょう。
どのシリーズを選ぶかは、日々の生活や仕事のスタイルに合わせて決めてみてください。
ジブン手帳 bizのページ構成
3年分カレンダー
左側に2025年、右側上部に2024年、右側下部に2026年のカレンダーが掲載されています。
年間スケジュール
2025年1月~12月までが一覧できるページ。
ここは記入スペースが大きくないので、たくさん書き込みをすることはできません。
ピンポイントで予定を記入して、先の予定を俯瞰してみるというのが一般的な使い方なのかなと思います。
年齢早見表・今年の目標
左側が年齢早見表、右側が今年の目標を書くスペース。
昔はこんなページ使うのかと思ってた年齢早見表ですが、歳を取ってくると自分が何歳なのかわからなくなる時がたまにあって、その時に役に立ちます。
今年の目標を書くスペースは仕事に対する目標とか、資格取得に対する目標とか、趣味対する目標など、いろいろな項目に対しての目標が書けるようになっています。
目標を書いたら、その横にそれを実現するための行動を書くようになっています。
ここで大まかな行動計画を立てておいて、以降のページでより具体的な行動に落とし込んでいくスタイルで使うと良いかと思いました。
お金の計画
1年間のお金の出入りを管理できるページ。
ここもあまり書き込むスペースが多くないので、月末に集計した金額をメモしておく使い方がいいかなと思いました。
日本地図
このページはどのように使ったら良いんだろう。
旅行に行ったところをプロットするとか、行ってみたいところをプロットするとか、そんな使い方なんでしょうか。
週間予定
週間バーチカルのページは後ほど出てきますが、このページは毎週でルーティンで行っている予定を書いておくのに使えるページ。
例えば、学校に通っている方であれば、時間割を書いたり、習い事に行く時間とかを書くのが良いかと思います。
今年やりたい100のリスト
今年やりたいことをひたすら書きなぐるページ。
少しでもやってみたいなと思ったことはとりあえず書いておくのが良さそうです。
100のリストとありますが、実際は112個書けます。
お気に入りの言葉
お気に入りの言葉を書くページ。
57の言葉を書いておくことができます。
本を読んでいて気になった言葉や、講習会・講演会・セミナーなどで自分に刺さった言葉を書きためておきましょう。
書きためておくだけでなく、定期的に見直すことも大事です。
おすすめリスト
誰から何をおすすめされたかをメモするページ。
57のおすすめを書くことができます。
ここには、人からおすすめされたモノだけじゃなくて、自分が人におすすめしたいものをメモしておいても良いかなと思いました。
本リスト
ここはいろいろな手帳にもついている、読んだ本についてメモしておくページ。
本のタイトルと著者、購入日、読了日とコメントを書くことができて、顔マークで良い・普通・悪いを評価できるようになってます。
57冊の本について書くことができるので、1年間にこのリストを全部埋めるという目標を立てるのも良いかも知れません。
もらったものリスト・プレゼントしたものリスト
誰かから何かもらったときに、お返ししなきゃと思ってしまう気質の自分にとってはこういうリストって地味に便利です。
もらったものをメモしておけば、お返し忘れのリスクも減るし、お返しするものももらったものより高すぎず安すぎずのものを選ぶこともできます。
約束したことリスト
誰かと約束したことをメモしておくページ。
これは他人との約束をメモするのが本来の使い方だと思いますが、自分との約束をメモするのもアリかと思いました。
フリーリスト
上記で紹介してきたリストのフリー版。
このページは見開き1ページしかありません。
人によってはもっと欲しいと思うかもしれませんが、その場合は、あとで出てくるフリーのメモページにこのリストを作りましょう。
月間プロジェクト(ガントチャート)
プロジェクトの工程管理をするのに便利なガントチャート。
建築関係の仕事をしているせいもあって、個人的に工程表は欠かせない資料のひとつ。
これだけ大きなガントチャートが設けられているとビジネス用の手帳だなって感じがします。
このガントチャートは資格試験や受験勉強の管理であったり、SNSへの投稿スケジュールであったり、最近流行のハビットトラッカーであったり、いろんなことに使える便利なツールです。
月間ブロック
定番の月間ブロックページ。
ジブン手帳シリーズはどのシリーズも祝祭日と土日のマスに色づけがされています。
休みの日がぱっと見でわかりやすいです。
週間バーチカル
ジブン手帳のメインとも言える週間バーチカルのページ。
月間ブロックページ同様、祝祭日と土日の部分に色づけされています。
上で紹介した週間予定のページと異なり、0時~6時までは書くスペースが圧縮されています。
深夜帯で仕事をしている人が使う場合や、朝活に関する記入をしたい人が使うときは、ちょっと使い方を工夫する必要がありそうです。
時間軸の下にはメモが取れるスペースがあり、顔マークでその日の評価ができるようになっています。
その下にあるお日様のマークがついている欄は朝食、昼食、夕食をメモする欄になってます。
フリーメモ
フリーメモのページが6ページ分ついています。
このページは上記で紹介したリストを追加してみたり、とっさのメモを記入したり、自由に使えるページです。
ただ、6ページしかないので「これじゃ足りない!」と思う人も結構多いのではないでしょうか。
その場合はStandardシリーズについている「IDEA」という別冊のリフィルが別売りされているので、メモ用のリフィルを追加しましょう。
今年の振り返り
1年間を振り返るページ。
「振り返り=軌道修正」だと考えているので、このページも個人的には重要なページになると考えています。
でも、振り返りが1年に1回は少なすぎます。
軌道が修正できないところまで進んでしまう可能性があるからです。
週間バーチカルや月間ブロックのページでも振り返りを行うことで細かく軌道修正を行うことで、道に迷わずに最短距離で目標達成を目指していきましょう!
個人データ
どの手帳にもついている個人データのページ。
ここに個人情報をびっちり書いている人ってどのくらいいるんですかね。
手帳を落としたときにここに載ってる情報のおかげで戻ってくると言うメリットがある反面、個人情報がまるっとバレてしまうと言うデメリットもある、諸刃の剣みたいなページです。
これまでいろんな手帳を使ってきましたが、個人データのページは使ったこと1度もありません。
ジブン手帳を使うのに向いている人
週間バーチカルをメインに使いたい人
ジブン手帳は習慣バーチカルが主役の手帳なので週間バーチカルを使いたい方にはうってつけの手帳です。
24時間の時間軸でスケジュールを可視化できることはビジネスで使うにはもちろんですが、学生さんや主婦(主夫)の皆さんにとっても役に立ちます。
スケジュール管理だけに使うのであれば、ビジネスで使う場合はbiz、学生さんや主婦(主夫)の皆さんが使う場合はLiteがいいかなと思います。
記入するところがたくさんありすぎず、シンプルで使いやすいからです。
自己成長のために使いたい人
ジブン手帳のStandardタイプは自己成長のための記録を取りたい人におすすめです。
「DIARY」「LIFE」「IDEA」の3つの手帳の中に、目標や夢を記録するための専用ページが多数用意されていて、短期的なタスクだけでなく、長期的な人生目標まで管理することができるようになっているからです。
通常手帳は1年で買い換えですが、このStandardタイプの場合、1年で買い換えるのは「DIARY」だけ。
「LIFE」「IDEA」は長期間の使用が可能です。
人生の目標や100個のやりたいことリストを記入するページがあるので、これを定期的に見返すことで、進捗状況や今後のアクションプランを確認しながら、目標達成のために細分化したタスクをスケジュールに組み込んでみましょう。
このように、夢や目標を具体的に記録して、行動に落とし込むことができるのがこの手帳の特徴です。
自己成長のために活用してみてください。
ライフログを取りたい人
ライフログを取りたい人にもジブン手帳は向いています。
ちなみに、ライフログとは日々の出来事や気づき、感情、習慣などを詳細に記録して、1年を通して自分自身の変化や成長を可視化すること。
ライフログを取るのには「DAYs」を使ってみてください。
「DAYs」は1日1ページの構成になっており、1日の振り返りや日記、感情の記録などを余すところなく書き込むことが可能です。
このページの広さは、ライフログを取る上での大きなメリットであり、詳細に日々の活動を記録したい人にはピッタリです。
例えば、日々の生活の中での習慣や食事内容、体調の変化、さらには心の動きまでも記録していくことで、後から振り返ったときに自分がどのように変わってきたかを把握できます。
また、忙しい時期や体調の変化を俯瞰して見ることで、自分のライフスタイルや健康管理に役立てることもできるのです。
このように、ジブン手帳はビジネスパーソンから、自己成長を追求する人やライフログを取りたい人に至るまで、幅広いニーズに応えることができます。
多様な機能と構成により、それぞれのライフスタイルに合わせて使うことができます。
時間管理やタスク管理に困っている方や、自己成長のために目標をしっかり記録していきたい方、日々の生活を充実させたいと考えている方におすすめできる手帳になっています。
ライフログについてもっと詳しく知りたい!という方は別記事でライフログの書き方についてまとめてみたのでこちらを参照してみてください。
ジブン手帳とノートで何を管理するのか
これからジブン手帳とノートを使っていくことにしたわけですが、これらを使って何を管理していくのかをまとめてみます。
ジブン手帳で管理すること
- 習慣化したいことが継続できていることを見える化する
- 資格試験勉強に関するスケジュール管理
- 家族の予定
- 自分の予定
- ブログの更新スケジュール
ジブン手帳にはスケジュールや工程管理的なことをメインに記録していくことにしました。
ノートで管理すること
- あちこちに記録したメモ書きの収集
- ブログのネタ、記事の構成や内容
- 読書記録
- セミナー記録
ノートにはアイデアなど深掘りしたい、または、その可能性がある内容を記録していくことにしました。
自分はジブン手帳 bizをこんな使い方していきます
- 月間プロジェクト(ガントチャート)の使い方
- 月間ブロックの使い方
- 週間バーチカルの使い方
- ジブン手帳 bizのデメリットとその補完について
- ジブン手帳とは別に母艦ノートとしてA4ルーズリーフを活用する
上で紹介したとおり、ジブン手帳は1冊の中にいろいろなフォーマットがギュッと詰まっている手帳です。
書くことが最初から決められているフォーマットがほとんどではありますが、ここでは比較的自由度の高いフォーマットについて、自分はこんな感じで使ってみますという使い方をもう少し具体的に紹介していきます。
また、ジブン手帳に足りないなと個人的に感じる部分とそれを補完する方法についてもあわせて紹介します。
月間プロジェクト(ガントチャート)の使い方
ここはハビットトラッカーとして使用してみます。
自分の場合は、朝勉強、読書、SNSやブログのコメントチェック及び返信、ノートの見直し、今日の振り返り、明日の段取りを記入して使うつもりです。
人間は空欄があると埋めたくなる性質があるそうです。
こういうツールがあると、マークしたいがために行動を起こすという効果もあるようですので、習慣化したいことがある時はこのように可視化してみましょう。
また、どれだけ習慣が続いているかが一発でわかるので、モチベーションを保つのに役立ちます。
ガントチャートの使い方については別記事に詳細をまとめたのでこちらも読んでもらえるとうれしいです。
月間ブロックの使い方
日付のブロックにはその日の予定を記入します。
左端の余白の部分について、上部には年間目標を書き写します。
これは年間目標をあえて書き写すことで自分の中に目標を意識付けするために行います。
その下には、年間目標を達成するために今月行うことを書きます。
また、下端にある空欄部分を使って、今月の振り返りを書いていきます。
週間バーチカルの使い方
24時間軸の真夜中の時間帯は寝ている時間で予定を入れることはないので、この部分はその日のto do リストを記入して使います。
左端の余白部分について、上部には今月やることを記入します。
これも上記の年間目標と同様、自分への意識付けを行うためです。
左端下部には今月やることを完了させるために何をするのか具体的な行動計画を記入します。
時間軸の部分はその日に行ったことを記録することにしました。
時間軸の下にある空欄には何かメモしておくことがあればメモする欄として使用し、その下にある空欄(本来は食べたものを記入する欄らしい)を使ってその週の振り返りを記入していきます。
ホントは毎日振り返りを行うのがベストかも知れませんが、ガチッと決めすぎてしまうと記録をつけるのが苦痛になりかねないので、その週の振り返りだけはマストとして、毎日の振り返りはやってもやらなくてもOKってことにしました。
ジブン手帳 bizのデメリットとその補完について
100人いれば100通りの手帳の使い方があるので、どんな人にも使える万能なフォーマットの手帳を作るのはほぼ不可能です。
どの手帳を選んでも「ここがこうなってたらな~」と思うような部分が必ず出てきます。
このようなデメリットになる部分を補完していくのも手帳を使いこなすための楽しみのひとつ。
自分が感じたジブン手帳 bizのデメリットは以下の通りです。
フリーのメモページが少ない
何かアイデアが思いついたときや急なメモに対応できるようにフリーのメモページがある程度多めにあったのが安心なのですが、ジブン手帳bizのメモページは6ページしかないんです。
ジブン手帳のスタンダードタイプは3種類の手帳から構成されていることは先ほど述べました。
この3種類を合わせてひとつの手帳として構成されているのがジブン手帳です。
フリーのメモベージが少ないのは、本来この3種類の中の「IDEA」が担当することになっているせいだと思われます。
なので、補完としては別売りの「IDEA」を買ってきてそれを使えば解決です。
しかし、あれこれ買うのももったいないなと思って家の中に使えそうなものがないかと探してみたところ、見つけちゃいました。
それはトラベラーズノートのリフィルです。
長年トラベラーズノートを使ってきただけあって、我が家にはリフィル以外のトラベラーズノートグッズも豊富に(無駄に??)揃っています。
これを有効活用しない手はありません。
今回使用するジブン手帳bizの大きさはA5スリム。
トラベラーズノートのレギュラーサイズもジブン手帳とは大きさが異なりますがA5サイズをベースに作られています。
これは使えるかもと思ってカバーにはめてみると意外とピッタリ収まってくれました。
横幅は大きく違いますが、高さはピッタリ。
リフィルを挟んだ分、手帳を閉じると厚みが増しますが、持った感じ変な違和感はありません。
正直なところ、紙質はジブン手帳よりもトラベラーズノートの方が個人的には好きなんです。
ジブン手帳を使うことでこの紙の書き味から離れることに少しさみしさを感じていたのですが、このような使い方を見つけたことで一気にテンションが上がりました。
B6版だとレギュラーサイズのトラベラーズノートリフィルは使えませんので注意してください。
B6版でトラベラーズノートのパスポートサイズのリフィルを使うことは可能ですが、大きさがかなり違う(トラベラーズノートの方がかなり小さい)ので、B6版のジブン手帳を使う場合は、B6版の「IDEA」を使った方が良さそうです。
ジブン手帳とは別に母艦ノートとしてA4ルーズリーフを活用する
何かアイデアがひらめいたときにそれを書き留めるのはどんな紙でもかまわないし、スマートフォンにメモを残すのでもかまわないと思うんです。
今回のジブン手帳に関してはトラベラーズノートのリフィルにメモを書きためる使い方をしていくつもりです。
しかし、そのアイデアを膨らませていくにはある程度広めな紙面を使った方が展開しやすいんですよね。
そこで、あちこちに残したアイデアメモをひとつに集約する場所を設けようと考えて、今回A4のルーズリーフを母艦ノートとして使用することにしました。
ルーズリーフを選んだ理由は、テーマごとに分類したり、付け足したりするのがいつでも容易にできるからです。
ちなみに、ルーズリーフの用紙として選んだのはこれです。
書き心地が良いと評価の高いニーモシネというノートと同じ紙を使用したルーズリーフです。
お値段が少し高いところが難点ではありますが、書き心地は抜群だし、どんなペンを使ってもインクがほぼ裏抜けしないのもお気に入り。
ニーモシネの方はドット方眼があってそれが個人的には好きで使っていたこともあるのですが、ルーズリーフにはドット方眼がないというのがちょっと残念なところ。
ドット方眼のルーズリーフ発売を心待ちにしている今日この頃です。
自分が考えるジブン手帳 bizのシチュエーション別の使い方
- 仕事で使う場合
- 勉強で使う場合
- 主婦(主夫)が使う場合
仕事で使う場合
ジブン手帳のbizシリーズは、特にビジネスシーンで活用するためにデザインされた手帳です。
シンプルで落ち着いたデザインに加えて、時間管理やタスク管理を効率的に行うための機能が充実しており、あなたにとって強力なサポートツールとなります。
まず、時間管理の徹底がbizシリーズの大きな強みです。
ジブン手帳は24時間バーチカル形式を採用しており、1日のスケジュールを視覚的に把握できます。
朝から夜までの仕事の予定を一目で確認できるため、会議や打ち合わせ、作業時間を計画的に配置することができます。
たとえば、忙しい日でもバーチカル形式にスケジュールを書き込むことで、空いている時間をすぐに見つけて効率的にタスクを進められます。
次に、タスクの優先順位管理がしやすい点もbizシリーズの利点です。
ジブン手帳の左端には、ToDoリストやタスク管理用のスペースが用意されており、週ごとや日ごとのタスクをリスト化して優先順位を決めることができます。
重要なタスクにはマークを付け、進捗状況を確認しながら一つずつ完了していくことで、業務の抜け漏れを防ぎながら効率的に仕事を進められます。
さらに、プロジェクト管理にはガントチャートが効果的です。
bizシリーズでは、プロジェクトの進行状況を見やすくするためにガントチャートを活用できます。
例えば、プロジェクトの各タスクを細分化し、各メンバーの進行状況や締め切りを管理することで、全体のスケジュールを把握しやすくなります。
これにより、進行中のプロジェクトを俯瞰し、適切なタイミングで進捗確認やフォローアップが可能です。
また、bizシリーズのもう一つの特徴は、洗練されたデザインと耐久性です。
シンプルで落ち着いた色合いのデザインは、ビジネスの場でも適した外観を保っており、紙質も裏写りしにくい耐久性の高い素材を使用しています。
このように、ジブン手帳bizシリーズはビジネスのあらゆるシーンで活用できる機能を備えており、日々のスケジュール管理やプロジェクト進行、タスク管理において役に立つこと間違いなしです!
勉強で使う場合
ジブン手帳は、勉強の効率を上げるためのツールとしても非常に役立ちます。
特に、学習の計画や進捗管理、復習のスケジュールをしっかりと管理したい人には最適です。
勉強において重要なのは、学習内容を無理なく計画し、日々の進捗をきちんと追跡できることです。
ジブン手帳は、このニーズにぴったりの機能を備えています。
まず、年間スケジュールを使って試験日や目標の期限を把握することから始めてみてください。
年間カレンダーのページを使って、1年間の学習計画を大まかに立てることができます。
例えば、試験日までの期間を逆算し、試験範囲をどのタイミングで学習するかをざっくり決めておくことで、無駄な時間を省いて計画的に勉強が進められます。
次は、その計画を月間ブロックのページの落とし込んでいきます。
年間計画でザックリと組んだ計画をもう少し具体的な計画にして組み込んでいきます。
これができたら、週間バーチカルページを使って、より詳細な学習スケジュールを作成してみましょう。
目標が大きければ大きいほど、その目標を細かく分解して、分解した目標を少しずつクリアしていくのが成功するためのセオリーです。
週間バーチカルページではその週にできたこと、できなかったこと、その日にできたこと、できなかったことを管理して、できなかったことがあったときはそのリカバリーを行ってください。
軌道修正は問題がまだ小さいうちに、かつ、早めに行うことをおすすめします。
復習や暗記の進捗はガントチャートで管理することも効果的です。
これを使って暗記した範囲や復習回数をチェックできます。
例えば、暗記項目をガントチャートで設定し、完了したらチェックを入れることでモチベーションを維持しやすくなります。
ジブン手帳を活用することで、計画的な学習管理が可能になり、試験対策や資格取得に向けた学習を効率化できます。
勉強時間の可視化や復習の進捗確認がしやすくなるため、無駄なく確実に目標達成に向かって進めるでしょう。
主婦(主夫)が使う場合
主婦(主夫)の方にとって、家事、育児、買い物、そして時には仕事など、さまざまなタスクを管理することは日常の大きな負担になります。
そんな多忙な毎日をスムーズにこなすためには、効率的な時間管理が重要です。
ジブン手帳は、そのような主婦の方々にとって頼れるツールとなり、日常を整理しやすくする使い方ができます。
まず、家事スケジュールの可視化が大切です。
ジブン手帳の週間バーチカルページは、1日の時間を視覚的に管理できるため、家事の時間を細かく予定することが可能です。
例えば、朝の掃除、洗濯、買い物など、毎日決まった時間に行うタスクを手帳に書き込むことで、何をいつ行うかが一目でわかります。
これにより、時間が重複したり、忘れてしまうことがなくなり、効率的に動けるようになります。
次に、家計管理もジブン手帳で行えます。
特に、ジブン手帳のには、お金の管理を記録するスペースがあります。
簡単な管理をする程度のフォーマットではありますが、これを使って月の食費や家庭で必要な支出を把握し、無駄遣いを減らすための家計管理が簡単にできるようになります。
さらに、家族全員の予定を一元管理することも可能です。ジブン手帳のマンスリーページに家族全員の予定を書き込むことで、家族のスケジュールがひと目で把握できます。
学校の行事、習い事の予定、病院の予約など、家族のスケジュールが重ならないよう調整しやすくなります。
この時、お父さんは赤、お母さんは青、子どもは緑と言った具合にひとりずつ色を変えて記入しておくと誰の予定かがわかりやすくなりますよ。
最後に、自分の時間も大切にするためのツールとしても活用できます。
家族のために忙しい毎日を過ごす中でも、ジブン手帳を活用して「自分時間」を確保しましょう。
趣味やリラックスタイム、友人との予定もきちんと記入しておくことで、バランスの取れた生活を送ることができます。
このように、ジブン手帳を使うことで、主婦(主夫)の方でも毎日の家事や家族の予定を効率的に管理し、よりスムーズな生活を実現することができるのです。
最後にジブン手帳 bizの使い方をまとめます
ここまでの内容を箇条書きでまとめます。
- ジブン手帳は4つのシリーズがあり、用途に応じて選べる
- Standardはスケジュールや人生の記録を3冊で管理できる
- Bizシリーズはビジネス向けに特化したデザインと機能
- Liteはシンプルで手帳初心者向けのモデル
- DAYsは1日1ページでライフログを詳細に記録できる
- 年間スケジュールは長期の予定を俯瞰するのに適している
- 週間バーチカルは24時間単位での時間管理がしやすい
- ガントチャートはプロジェクト管理やハビットトラッカーとして使える
- 習慣化したいことはやったことを記録して見える化しておくとよい
- メモページは少ないが、トラベラーズノートリフィルでも補完可能(A5判に限る)
- 仕事や勉強、家事の時間管理に対応した柔軟な使い方ができる
- 軌道修正(振り返り)はこまめに行ったほうがいい