
こないだなんでもノートっていうのを知ったんだけど、あれって実際どう使うんだろう



なんでもって言われても、何を書いたらいいか迷わない?
それに、続けられる気がしなくて…



うん、私もそう思ってたけど、持ち歩くだけで書けるようになるって聞いて、ちょっと気になってるんだよね



へぇ、書こうとしなくても続くってほんと? それならちょっとハードル下がるかも…
そんなふうに感じたことがある方にこそ知ってほしいのが、「なんでもノートを持ち歩くこと」のシンプルな効果です。
ノートを毎日きちんと書こうとする必要はありません。
むしろ、「書こう」と思わなくても自然と続けられるゆるさこそが、なんでもノートの魅力です。
特に、外出先でもすぐに書けるように持ち歩くことで、日々の気づきや思考を逃さず残せるようになり、結果として頭の中も気持ちもスッキリしていきます。
この記事では、なんでもノートの基本や、持ち歩くことによって生まれるメリット、習慣化のコツ、おすすめノートの選び方をまとめました。
あと、私が実際に持ち歩いているノートも紹介します。
「ズボラだから無理かも…」と感じている方こそ、きっと自分に合った使い方が見つかるはずです。
- なんでもノートがどんなノートなのか
- 持ち歩くことで得られる具体的なメリット
- 続けやすくするためのコツや習慣化の方法
- 自分に合ったノートの選び方とおすすめタイプ
なんでもノートを持ち歩くと頭も心も整う理由


- なんでもノートってどんなノート?
- すぐ書けるから忘れない!持ち歩きの最大の効果
- 主婦(主夫)や学生にも役に立つ
- 続かない人ほど持ち歩いてほしい
なんでもノートってどんなノート?
最近よく耳にする「なんでもノート」。
でも、「実際にはどんなノート?」「何を書けばいいの?」と感じている人も多いかもしれません。
ここでは、なんでもノートの基本的な考え方や特徴をまとめてみました。
これを読めば、「なるほど、そんな気軽なものなんだ!」ときっと感じてもらえるはずです。


なんでもノートは「自由に使える自分だけのメモ帳」
なんでもノートとは、好きなことを好きなように書いていい、とても自由なノートのことです。
ルールや書き方の決まりがないので、思いついたときに気軽に始められるのが大きな魅力です。
たとえば、今日の出来事や買い物リスト、ちょっとした愚痴、アイデア、心に残った言葉など、本当に何を書いてもOKで、人に見せる必要もないからこそ、自分らしく続けやすいノートになります。
決まりがないからこそ続けやすい
なんでもノートは、書く内容や頻度に縛られないので続けることが苦手な人にもぴったりです。
毎日書かなくてもいい、うまく書けなくても問題ないという気楽さがあるからこそ、「今日は書けなかった」と自分を責めることなく続けることができます。
実際、多くの人がゆるく続けることで気づけば習慣になっていたという声をあげており、ハードルが低いことが長続きの秘訣なのです。
書き出すことが頭をスッキリさせてくれる
なんでもノートは、いろんな情報を書き出してひとつにまとめることで頭の中を整理しやすくしてくれます。
いろんなメモや予定があちこちにあると、どこに何を書いたのか分からなくなってしまいがちですが、なんでもノートなら「とりあえずここに全部書いておく」という安心感が生まれます。
スマホのメモアプリや手帳、付箋などを使い分けるよりも、紙の一冊にまとまっているだけで、見返す手間も減り、管理もグッと楽になります。
すぐ書けるから忘れない!持ち歩きの最大の効果
「思いついたときに限って、メモがない…」そんな経験はありませんか?
日常の中でふと浮かんだアイデアや大事な用事ほど、時間がたつと忘れてしまいやすいものです。
そこで活躍するのが持ち歩けるなんでもノート。
ここでは、ノートを持ち歩くことによって得られる一番のメリットについてまとめてみます。


書きたい瞬間を逃さず記録できる
ノートをいつも手元に持っておくと、「今これを書いておきたい」と思ったその瞬間に、すぐにメモが取れるのが大きな魅力です。
メモをあとまわしにすると、頭の中で処理しきれず忘れてしまうことも多いですが、手元にノートがあると、思いつきやひらめきを逃さず残すことができます。
特に、料理中に浮かんだアイデアや、電車の中で気づいたことなど、いつどこで思考が動くかはわからないからこそ、すぐ書ける環境が思考の味方になります。
小さな気づきがあとで役立つメモになる
ノートを持ち歩いてすぐに書く習慣があると、自分でも気づかなかった小さな発見が、あとで大きな助けになることがあります。
たとえば、ふとした会話の一言や、街で見かけたアイデア、今日の気分など、その場では何気ないことでも、あとで読み返すと「これ、使える!」と思えることが多いのです。
これは、あとで思い出そうとしても思い出せないその瞬間の空気をノートが記録してくれているからです。
頭の中が混乱しにくくなる
ノートを持ち歩いてすぐに書けると、心の中に「覚えておかなきゃ」というプレッシャーが減り、気持ちが楽になります。
私たちは、覚えておくことが多いとつい頭の中がごちゃごちゃしてしまいますが、ノートに書き出すことで考えの外に出すことができ、余計な混乱を避けられます。
これにより、「あれもこれもやらなきゃ」という焦りから解放され、日々の生活に少し余裕が生まれるのです。
主婦(主夫)や学生にも役に立つ
なんでもノートは、ビジネスマンだけのものではありません。
実は、家事や育児に忙しい主婦(主夫)の方や、日々の学びに励む学生さんこそ、持ち歩けるノートの便利さを実感しやすいんです。
ここでは、それぞれの生活スタイルに合った活用方法をまとめてみました。
きっと「これ、自分にも使えるかも」と感じてもらえるはずです。


主婦(主夫)のすき間時間をムダにしない相棒になる
主婦(主夫)の方は、一日の中でまとまった時間を取るのがむずかしい場面が多いですよね。
なんでもノートを持ち歩いておけば、ちょっとした空き時間に今日の献立を考えたり、買い忘れた物をメモしたり、やりたいことを整理したりできます。
朝の数分や子どもが寝たあとの時間にパッと書くだけでも、頭の中がすっきりして、翌日の行動がラクになります。
やることを見える化しておくと優先順位も付けやすいので、家事仕事の効率も上がりますよ。
勉強のやる気や気づきをその場で残せる
学生さんにとって、勉強をコツコツ続けるには「やる気を保つこと」や「自分の成長を実感すること」がとても大切です。
なんでもノートを持ち歩いていると、「今日がんばれたこと」や「難しかったところ」「やってみたい勉強法」など、ちょっとした気づきや気持ちをすぐに書き残すことができます。
その記録を見返すことで、「こんなこと考えてたんだ」「成長してるかも」と自分に自信が持てるようになり、勉強への前向きな気持ちを後押ししてくれるようになります。
「プライベート」と「予定」を分けずに一冊に集約
忙しい日々の中では、予定と気持ち、やりたいことなど、あらゆる情報が混在しがちです。
なんでもノートは、スケジュール帳のように使うのではなく、自分の考えや予定、感じたことをそのまま一冊に書けるのがポイント。
とくに家事や勉強に追われる日々の中で、「頭の中を一度紙に出す」ことが心の整理にもつながります。
続かない人ほど持ち歩いてほしい
「ノートに書こうと思ったのに、気づけばもう何日も書いてない…」そんな経験はありませんか?
実は、なんでもノートは「書くのが苦手」「続かない」と感じている人こそ持ち歩くのがおすすめなんです。
ここではその理由をまとめてみます。


机に向かわなくても書ける
ノートを続けられない人の多くは、「ちゃんと時間をとって書かないと…」と考えすぎてしまっています。
でも、持ち歩くノートなら、わざわざ机に向かわなくても、電車の中やベッドの上でもサッと開いて書くことができます。
書くために場所や時間を準備しなくていいという気軽さが、続けやすい一番の理由です。
書ける瞬間が自然と増えていく
ノートを持ち歩いていると、意識せずとも「書けるチャンス」が日常の中に増えていきます。
たとえば、何かの行列に並んでいるときや、スマホを見る代わりにノートを開いてみる、そんな小さな行動が積み重なっていきます。
これは「ノート=作業」ではなく、「ノート=日常の一部」として自然に組み込まれる感覚で、気づけば「なんとなく続いてる状態」ができあがります。
「書かなきゃ」より「開くだけ」でOK
ノートが続かない人にとって、「書かなきゃ」という気持ちは逆にストレスになります。
でも、まずは「開くだけ」「眺めるだけ」でも立派な一歩です。
ノートを開くたびに、「ちょっとだけ書いてみようかな」という気持ちが自然にわいてきて、無理なく継続につながります。
このがんばらない続け方こそが、持ち歩くなんでもノートの強みなのです。
なんでもノートを続けるコツと私が持ち歩くのに使っているノート


- 書き方は自由でOK!中身にルールはいらない
- 毎日持ち歩きたくなるおすすめノートと選び方
書き方は自由でOK!中身にルールはいらない
「ノートに何を書けばいいのかわからない…」と思って手が止まってしまったことはありませんか?
でも、なんでもノートはその名の通り「なんでも書いていい」ノートです。
ここでは、形式やルールにとらわれない書き方のコツをまとめてみます。


きれいに書く必要はまったくない
なんでもノートは、他の人に見せるためのノートではないので、字がきれいである必要も、整っている必要もありません。
むしろ、自分がわかればそれで十分という気持ちで書いたほうが、気が楽になってどんどん続けやすくなります。
たとえば、殴り書きでも、途中で書くのをやめてもOK。
とにかく書いてみることが大事で、完璧さを求める必要はありません。
中身は混ざっていても大丈夫
前述の通り、なんでもノートは「何を書いてもいいノート」なので、予定と日記と買い物メモが1ページに混ざっていても問題ありません。
日付が抜けていたり、途中で話が変わったりしても、それがこのノートの自然な姿です。
ジャンルを分けるよりも、「思ったことをそのまま書く」ことで、自分の頭の中をそのまま記録できるのが魅力です。
中身は混ざっていてもOKですが、当然混ぜなくてもOK。
私のなんでもノートは「予定+その他」の2冊組みになっています。
書くことは分けても分けなくてもどちらでも良い。
なんでもノートには書き方のルールはありません。
「まずは書き出すこと」が一番のコツ
書き方に迷ったときは、とにかく何でもいいから書き出すことが大切です。
今日あったこと、思ったこと、聞いた話、やりたいこと…。
テーマを決めなくても、書き出すうちに気持ちや考えが整理されていきます。
うまくまとまっていなくてもかまいません。
書いていく中で「本当はこう思ってたんだ」と気づくこともあり、ノートが自分の心の鏡のような役割をしてくれることもあります。
毎日持ち歩きたくなるおすすめノートと選び方
「なんでもノートを始めてみたいけど、どんなノートを選べばいいの?」と迷ってしまう人も多いと思います。
毎日持ち歩きたくなるノートにはちょっとしたコツがあります。
ここでは、初心者さんにもおすすめできるノートのタイプと、選び方のポイントをまとめてみました。


軽くて小さいノートが持ち運びやすい
なんでもノートは「いつでもどこでも書けること」が大事なので、まずは軽くて持ち運びしやすいサイズのものがおすすめです。
大きすぎるとカバンに入れるのが面倒になったり、重さが気になって持ち歩かなくなったりすることがあります。
ただ、携帯性を重視して小さすぎるノートを使うと、今度は書きにくいと言う問題が起こります。
ノートが小さい分小さい文字を書かなければならないし、私も始まりましたが老眼で細かい文字を見るのは大変という方にはストレスになってしまいます。
私の個人的な見解ですが、文庫本サイズやA6サイズのノートがストレスなく文字を書くことができる限界なんじゃないかと思っています。
この大きさであればポーチや小さめのバッグにも入るので、持ち歩きにも負担にならないはずです。
自分の気分が上がるデザインを選ぶ
見た目は意外と大事なポイントです。
所有欲を満たせると自然と持ち歩きたくなるからです。
人に見せるわけではないのですが、自分が「かわいい」「かっこいい」と思えるデザインのノートだと、持ち歩くのも楽しくなります。
気分が上がるノートは「今日はちょっと書いてみようかな」というきっかけをくれるので、自然と使う習慣につながります。
開きやすくて書きやすいものを選ぼう
見た目やサイズも大切ですが、ノートとしての使いやすさも忘れてはいけません。
ページがしっかり開くタイプ(フラットに開くもの)や、インクがにじみにくい紙質のノートは、書くときのストレスを減らしてくれます。
なんでもノートは机の上で使うとは限らないノートです。
電車の中もしれないし、横断歩道で青信号を待っている間に立ちながら書くこともあるかもしれません。
そんなときのためにも、しっかりとした作りのノートを選んだ方が良いです。
ちょっとした使いにくさが積み重なると「なんとなく使わなくなる」原因にもなるので、自分にとって気持ちよく使えるものを選びましょう。
実際に私が持ち歩きに使っているノート
私が持ち歩き用に使っているノートはこちらです。








上でも少し触れましたが、私は予定とその他とで書くことを分けて使っていて、左側のオレンジ色のノートが月間ダイアリー、右側の紫色のノートが無地のノートになっています。
ノートと一緒にジッパーケースとクラフトファイルを挟んで使っていて、取っておきたい領収書やお店などでもらったカード等を収納する場所としています。
パスポートサイズのトラベラーズノートは片手でノートを開いた状態でホールドしやすいので、机のないところでの記入も苦になりません。
表紙の皮もしっかりしているので鞄の中に入れておいても、表紙がぐちゃぐちゃになるとかないし、落としたりとか少し乱暴に扱ったとしても大丈夫です。
さすがに水の中に落としてしまったらアウトですが・・・。
乱暴に使うと表紙に傷がついてしまうのではと思う方もいるかもしれません。
以前こちらの記事「革財布が傷ついた!気にする?気にしない?に対する個人的見解」で少し書きましたが、私は革についた傷は味として受け入れる派なので気にせず使っています。
使い込んでいる感じが出るのでむしろカッコよくなると思うんですけど、いかがでしょうか。
もうこうなるともうノートというより、手帳といった方が良いのかもしれません。
でも、これが私の「なんでもノート」です!
最後になんでもノートを持ち歩くメリットについてまとめます
ここまでの内容を箇条書きでまとめます。
- なんでもノートは、内容も形式も自由でOKな自分専用のノートで、書くことにルールがないからこそ続けやすく、日常の中で気軽に使い続けられるのが魅力です。
- ノートを持ち歩くことで「書きたい」と思った瞬間にすぐ記録でき、アイデアや気づきを逃さず残せるため、後から役立つメモとして活用しやすくなります。
- 主婦や学生のように時間に追われがちな人ほど、すき間時間にサッと書ける持ち歩き用のなんでもノートが、頭の整理や効率的な生活に大きく役立ちます。
- 書き方に決まりはなく、汚くても混ざっていてもOK。気楽に書き出すことこそが心の整理や習慣化の第一歩になり、自分自身の変化にも気づきやすくなります。
- 持ち歩きたくなるノートを選ぶには、軽さ・デザイン・書きやすさが大切で、気分が上がるお気に入りの1冊を使うことで、自然と毎日ノートを開きたくなります。
なんでもノートは、決まりや正解がないからこそ、誰でも気軽に始められる心強い味方です。
特に、持ち歩いてすぐに書ける環境をつくることで、思いつきや気持ちを逃さず記録でき、少しずつ自分の頭や心の中が整っていくのを感じられるはず。
完璧を求めなくてもかまいません。
まずは気に入った1冊を見つけて、書けるときに書く。
それだけで、日々の中に安心や余裕が生まれます。
あなたも、ぜひ自分だけのなんでもノートを持ち歩いて使ってみましょう!

