「趣味の記録をノートに残してみたいけど、何から始めたらいいか分からない…」
そんな風に感じている方はいませんか?
推しの活動記録や好きな音楽の感想、日々の気づきなど、自分の「好き」という熱量を形に残す趣味用のノートは、その活動をより一層楽しくしてくれます。
ただ、いざ始めようとするとどんな種類のノートを選べばいいのか、具体的な書き方や内容はどうすれば良いのか、おすすめの使い道はあるのか、といった疑問が次々と浮かんでくるかもしれません。
この記事では、シンプルな記録からこだわりを詰め込んだ大人の趣味ノートまで様々なスタイルについてまとめてみました。
テーマを決めず自由に書き留めるなんでもノートの魅力にも触れながら、あなたにぴったりの一冊を見つけるお手伝いをします。
- 自分に合った趣味ノートの種類と選び方
- 目的別の具体的な書き方と内容のアイデア
- ノート作りを長く楽しむためのコツと応用術
- おすすめの文房具やデコレーションアイテム
趣味用のノートでオタク活動を記録する方法

- おすすめのノートの種類と選び方
- アイデアが広がるノートの便利な使い道
- 迷わないための書き方と内容のヒント
- なんでもノートで「好き」を詰め込もう
- 【具体例】音楽の感想を記録する専用ノート
おすすめのノートの種類と選び方

趣味ノートを始めるにあたって、最初のステップとなるのが「ノート選び」です。
自分に合った一冊を見つけることが、楽しくノートを続けるための最も重要なポイントになります。
ノート選びで意識したいのは、「何を書くか(目的)」と「どんな風に書きたいか(スタイル)」の2点。
これらを明確にすることで、数ある選択肢の中から最適なノートが見つかります。
ノートには形状やサイズ、中の罫線など様々な種類が存在します。
それぞれの特徴を理解して自分の用途に合ったものを選びましょう。
ノートの主な種類と特徴
ノートの「綴じ方」は、書きやすさやページの管理方法に大きく影響します。
代表的な3つのタイプの特徴を比較してみましょう。
種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
リングノート | ・360度折り返せて省スペースで書ける ・見開きのままでもフラットに開く | ・リングが手に当たって書きにくいことがある ・ページの入れ替えはできない |
綴じノート | ・薄くて軽量なものが多く持ち運びやすい ・リングがないため両ページとも書きやすい | ・ページの順番を後から変更できない ・完全にフラットに開きにくいものがある |
ルーズリーフ | ・ページの追加、削除、入れ替えが自由自在 ・リフィルの種類が豊富でカスタマイズ性が高い | ・リングが大きくかさばりやすい ・本体やリフィルが比較的高価 |
初心者の方、後から構成を考えるのが好きな方には、ページの入れ替えが自由にできるルーズリーフが特におすすめです。
推しの時系列を整理したり、ジャンルごとにページをまとめ直したり、柔軟な使い方ができます。
また、保存しておきたいチケットやフライヤー等もクリアポケットを使えば、穴を開けたり貼り付けたりすることなく、そのままの形で保存することができるのも、ルーズリーフをおすすめポイントのひとつです。

私の場合、趣味のノート専用としてはないのですが、自分の気づきや学びを書き留めておくためにルーズリーフを使っています。
この記事「ジブン手帳 bizとルーズリーフのハイブリッドな使い方が心地よい」に自分の使い方をまとめているのでこちらも読んでもらえると嬉しいです。
罫線の種類で書き心地が変わる
ノートの中の罫線も、仕上がりや書きやすさを左右する大切な要素です。
主に使われる4種類の罫線の特徴を紹介します。
- ドット方眼
図や表、イラストが描きやすく、文字も揃えやすい万能タイプ。自由度が高いながらもガイドラインがあるため、きれいにまとめたい人に最適です。 - 方眼
ドット方眼よりも線がはっきりしており、グラフ作成やレイアウトをきっちり決めたい場合に便利。文字の大きさを揃えやすいのも特徴です。 - 横罫
文章をたくさん書きたい場合に適しています。文字がまっすぐ書けるため、日記や感想の記録に集中できます。 - 無地
最も自由度が高く、イラストやコラージュをメインにしたい人向け。レイアウトに縛られず、クリエイティブな表現が可能です。
ノート選びの3つのポイント
- 目的を明確にする
日記、イラスト、情報整理など、主な用途を考えましょう。 - サイズを決める
持ち運びたいならA6やB6、たっぷり書きたいならA5やB5、資料等を貼り付けて使いたい時はA4が使いやすいです - 好きなデザインを選ぶ
表紙のデザインや紙の色など、自分が「好き」と思えるものを選ぶことがモチベーション維持に繋がります。
アイデアが広がるノートの便利な使い道


趣味ノートの使い道は、単に好きなことを記録するだけにとどまりません。
書くという行為を通して、思考を整理したり新たなアイデアを生み出したりするための強力なツールにもなり得ます。
ここでは、オタク活動がもっと楽しくなるようなノートの便利な使い道をいくつか紹介します。
例えば、イベントやライブに参加した際の記録は定番の使い道です。
セットリストやMCの内容、自分の感想を熱が冷めないうちに書き留めておけば、いつでもその日の感動を追体験できます。
また、推しのプロフィールや過去の発言、出演作品などを一冊にまとめる「推しブック」を作成するのも楽しいでしょう。
情報が一元化されることで推しへの理解がさらに深まります。
デジタルとアナログの使い分け
速報性や検索性が求められる情報はスマホのメモに、じっくり向き合いたい深い情報や長期的に残したい思い出はノートに、といった使い分けもおすすめです。
例えば、配信のURLや時間はデジタルでメモし、特に印象的だった言葉や考察をノートに書き出すと、効率的に記録を残せます。
こんな使い方もおすすめ!
- 読書・映画鑑賞ノート
あらすじや心に残ったセリフ、登場人物への想いなどを記録します。自分の好みの傾向が見えてくるかもしれません。 - 創作アイデア帳
イラストのラフや小説のプロットなど、思いついたアイデアを自由に書き出すためのノートです。誰にも見せないからこそ、大胆な発想が生まれます。 - グッズ管理ノート
購入したグッズの写真や価格、入手日などを記録します。コレクションを可視化することで、満足感を得られるだけでなく、今後の購入計画も立てやすくなります。
このように、趣味ノートはあなたの「好き」を様々な形で受け止めてくれます。
自分の活動スタイルに合わせて自由な発想で活用してみてください。
迷わないための書き方と内容のヒント


「いざノートを前にすると、何から書けばいいか分からない」と感じてしまうことは少なくありません。
しかし、難しく考える必要はありません。
大切なのは、最初から完璧を目指さないことです。
まずは、基本的な項目から埋めていく意識で始めてみましょう。
どんなテーマのノートでも共通して使える基本的な項目は、「日付」と「タイトル」です。
いつ、何についての記録なのかを明確にしておくと、後から見返したときに非常に分かりやすくなります。
例えば、ライブの記録なら公演日とライブタイトル、読書の記録なら読了日と本のタイトルを最初に書くのがおすすめです。
次に、記録したい内容の基本情報を書き込みます。
イベントの場所や出演者、本の著者や出版社など、客観的な事実をまとめておきましょう。
そして、中心となるのがあなたの「感想」です。
感じたこと、考えたことを自分の言葉で素直に綴ります。
「ここが最高だった!」「このセリフに感動した」といった、ポジティブな感情を書き留めることが、ノート作りを楽しむコツです。
「映え」を気にしすぎないように注意!
SNSでおしゃれな趣味ノートを見ると、「自分もあんな風に作らないと」とプレッシャーを感じてしまうかもしれません。
しかし、趣味ノートの主役はあなた自身です。
見た目の美しさよりも、自分が楽しいと感じること、書きたいと思う気持ちを最優先してください。
誰かに見せるためのものではない、と割り切ることも大切です。
書き方に迷ったときは、あらかじめ記録する項目を決めておく「テンプレート」を活用するのがおすすめです。
毎回同じ項目を埋めていくだけなので、何を書くか悩む時間が減ってスムーズに記録を続けられます。
次のパートでは、すぐに真似できるテンプレートの具体例をいくつか挙げてみます。
具体的なテンプレート・フォーマット
まずは、ジャンルを問わず使える基本的なフォーマットです。
これをベースにして、ご自身の使いやすいようにアレンジしてみてください。
- TITLE(タイトル): イベント名、作品名、曲名など
- DATE(日付): 参加日、鑑賞日、聞いた日など
- BASIC INFO(基本情報): 会場、監督・著者、アーティスト名など
- IMPRESSION(心に残った点):箇条書きで3つほど書き出す
- MEMO(自由メモ・考察): 関連情報や自分の考えなどを自由に記述
- RATING(満足度): ★★★★★(星5段階などで評価)
また、特定の趣味に特化したテンプレートを用意すると、より記録がしやすくなります。
ここでは特に人気の高い「ライブ・イベント記録」と「映画・読書記録」の例をご紹介します。
- イベント名:
- 日付・会場:
- 出演者:
- セットリスト/プログラム:
- 心に残ったMC/シーン:
- 全体の感想:
- 作品名:
- 監督/著者名:
- 鑑賞/読了日:
- 心に残ったセリフ/一文:
- 考察・感想:
- リピートしたい度: ★★★★★
これらのテンプレートは、あくまでノート作りを始めるための「たたき台」です。
大切なのは、この型に厳密に従うことではなく、これをヒントにご自身が「書きたい!」と思えるオリジナルのフォーマットを見つけていくことです。
不要な項目は削って欲しい項目はどんどん追加していきましょう。
これによりあなただけの特別なノートに育っていくのです。
なんでもノートで「好き」を詰め込もう


「特定のテーマに絞れない」「書きたいことが日によってバラバラ」という方には、テーマを決めずに何でも記録する「なんでもノート」がぴったりです。
これは、その名の通り、自分の心が動いたものならジャンルを問わず自由に書き留めていくスタイルのノート術を指します。
例えば、カフェで見つけた素敵なショップカード、美味しかったお菓子のパッケージ、雑誌で見かけた心惹かれる写真の切り抜き、ラジオから流れてきた心に響いた歌詞など、日常に溢れる「好き」のかけらを集めて、ノートに貼り付けてみましょう。
文字だけでなく、様々な素材をコラージュすることで、ページをめくるたびにワクワクするような、自分だけの宝箱が出来上がります。
「なんでもノート」のいいところは、気負わずに始められる点です。
「何か書かなければ」というプレッシャーから解放され、純粋に「これを残したい」という気持ちだけでページを作れます。
書くことがない日があっても、全く問題ありません。
このように、あらゆる「好き」を一つの場所に集めていくと、後から見返したときに自分でも気づかなかった好みや価値観の傾向を発見できることがあります。
「自分はこういうデザインに惹かれるんだな」「この言葉が繰り返し心に響いているな」といった発見は、自己理解を深めるきっかけにもなるでしょう。
ルールに縛られず、かつ、自由にあなただけの「好き」をノートに詰め込んでみてください。



なんでもノートについてはこちらの記事「なんでもノートを持ち歩くと頭も心も整う理由と続けるための書き方」にも詳細を書いたのでこちらも読んでもらえると嬉しいです。
【具体例】音楽の感想を記録する専用ノート


音楽は、私たちの生活に彩りを与えてくれる身近な存在です。
そんな大好きな音楽との思い出をより深く残すために、「音楽記録ノート」を作成してみるのはいかがでしょうか。
聴覚的な体験を、文字やビジュアルで記録することで、その一曲やアルバムとの結びつきがより一層強いものになります。
音楽ノートに書く内容は多岐にわたります。
まずは、曲名、アーティスト名、リリース年といった基本情報を記録しましょう。
アルバム一枚をテーマにするなら、トラックリストを書き出すのもおすすめです。
ジャケット写真を印刷して貼ればぐっと本格的な雰囲気が出ます。
歌詞の世界を深掘りする
特に心惹かれた曲については、歌詞を書き出してみるのも良い方法です。
自分の手で文字を書き写すことで、言葉一つひとつの意味をじっくりと味わうことができます。
そして、「このフレーズはどんな意味だろう」「この表現が心に刺さった」といった、自分なりの解釈や感想を書き加えてみましょう。
アーティストが何かのインタビューで語っていた制作秘話などを一緒にメモしておくと、より立体的に曲の世界観を理解できます。
ライブ体験を永遠の記憶に
ライブやコンサートの記録も音楽ノートの醍醐味の一つです。
- セットリスト:演奏された曲順を記録します。曲順の流れから、ライブ全体の構成や意図を考察するのも面白いです。
- MCや演出の記録:メンバーの印象的な言葉や、照明・映像などの演出について書き留めます。
- 会場の雰囲気と自分の感情:会場の熱気や、その時の自分の高揚感を言葉にして残しておくと、より鮮明な思い出として蘇ります。
Spotifyなどの音楽配信サービスを使っているなら、ノートに記録した曲を集めたプレイリストを作成し、そのQRコードをノートに貼っておくのも便利です。
ノートを見ながらすぐにその曲を聴き返すことができますよ。
このように、音楽ノートはあなたの音楽ライフをさらに豊かなものにしてくれます。
一曲との出会いを大切に記録してみてください。
趣味のノートを上手に活用してオタクライフをより楽しもう


- こだわりたい大人の趣味ノート作り
- おしゃれに見せるデコレーションのコツ
- 写真やチケットを素敵に残すアイデア
- 無理なく楽しく続けるための秘訣
こだわりたい大人の趣味ノート作り


趣味ノートに慣れてきたら、次は少しステップアップして「質」にこだわった大人の趣味ノートを目指してみませんか。
使う文房具やデザインのテイストを少し意識するだけで、ノート作りそのものがより豊かで特別な時間になります。
日々の記録が、まるで一冊の作品のように仕上がっていく喜びを感じられるでしょう。
まずこだわりたいのが、ペンやノートといった基本的な文房具です。
例えば、普段使いのボールペンから、少し上質な万年筆や書き心地の滑らかなゲルインクボールペンに変えてみるのはいかがでしょうか。
インクの色も、黒だけでなくブルーブラックやセピアなど、落ち着いた色合いを選ぶと、ページ全体にぐっと深みと統一感が生まれます。
ノート本体も、革のカバーが付いたものや、紙質にこだわった製品を選ぶと愛着が湧きます。
手に取るたびに気分が上がるような、お気に入りの一冊を見つけるのも大人の楽しみ方の一つです。
また、内容面でも「大人」を意識してみましょう。
単なる感想だけでなく、少し踏み込んだ考察や自分なりの分析を加えてみるのもおすすめです。
例えば、映画ノートであれば、監督の他の作品との比較や物語の時代背景について調べたことを書き加えるなど、知的な探求心を記録に反映させることで趣味をより深く楽しむことができます。
おしゃれに見せるデコレーションのコツ


「センスに自信がないから、おしゃれなデコレーションは難しそう…」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、いくつかの簡単なコツを押さえるだけで、誰でもバランスの取れた見やすいページを作ることが可能です。
大切なのは、多くの要素を詰め込みすぎず、統一感を意識することです。
その1 色数を3色以内に絞る
ページ全体をおしゃれに見せる最も簡単な方法は、使う色をベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの3色程度に絞ることです。
例えば、紙の白やクリーム色をベースに、メインカラーとして推しのメンバーカラーや作品のイメージカラーを決め、アクセントとして補色や同系色の濃い色を少しだけ加える、といった具合です。
色数が少ないほど全体がすっきりとまとまるので洗練された印象を与えます。
その2 素材のテイストを統一する
マスキングテープやシール、付箋などのデコレーションアイテムはデザインのテイストを揃えることを意識しましょう。
例えば、「和風」「北欧風」「レトロポップ」など、テーマを一つ決めてそれに合ったアイテムを選ぶと、ページに一貫性が生まれます。
素材そのものに統一感があれば、ランダムに配置しても不思議とおしゃれに見えるものです。
その3 余白を意識する
情報を詰め込みすぎず、あえて余白を残すこともおしゃれに見せるための重要なテクニックです。
文字や写真、シールの周りに適度な空間があることでそれぞれの要素が引き立ち、ページ全体に抜け感が生まれます。
特に四隅の余白を意識するとバランスが取りやすくなりますよ。
写真やチケットをキレイに残すアイデア


イベントのチケットや思い出の写真は、趣味ノートを彩る最高の素材です。
ただ単にのりで貼り付けるだけでなく、少しの工夫を加えるだけで見返したときの楽しさが格段にアップします。
ここでは、大切な思い出の品をより素敵に残すための簡単なアイデアをいくつか紹介します。
まず試してほしいのが、「台紙」を使うというテクニックです。
写真やチケットの下に、色画用紙やクラフトペーパー、デザインペーパーなどを一回り大きくカットして貼り付けるだけで、まるで額装したかのように見栄えが良くなります。
紙をまっすぐ切らずに、手でちぎってラフな質感を出すのもおしゃれです。
素材を傷つけずに保管したい場合
原本を直接貼りたくない場合は、トレーシングペーパーで作った封筒や写真用のコーナーシールを活用するのがおすすめです。
また、先ほど少し触れましたが、ルーズリーフのクリアポケットを使うこともおすすめです。
クリアポケットもいろいろタイプのものが発売されているので、保存しておきたいものに合わせて選ぶことができます。
こちらの方が手がかからずに使えるかもしれません。
これらを使えば、素材を傷つけることなくノートに保管できていつでも取り出して眺めることができます。
簡単アレンジで差をつけよう
- マスキングテープで縁取る
写真やチケットの四辺を、お気に入りのマスキングテープで囲むように貼ります。簡単な作業ですが、ページ全体のアクセントになります。 - 角を丸くする
サンスター文具の「かどまる」シリーズのようなコーナーカッターという文房具を使えば、写真やカードの角を簡単に丸くできます。これだけで、全体の印象がぐっと柔らかく、可愛らしくなります。 - あえて白黒で印刷する
カラー写真が溢れる中で、あえて白黒(モノクロ)で印刷した写真を貼ると、シックで落ち着いた雰囲気のページになります。ページの色味を統一したいときにも有効なテクニックです。
これらのアイデアを組み合わせながら、あなただけの特別な思い出ページを作成してみてください。
見返すたびにその日の出来事が鮮やかに蘇ってくるはずです。
無理なく楽しく続けるための秘訣


趣味ノートを始めた多くの人が直面する壁が「継続すること」の難しさです。
しかし、続けるための最も大切な秘訣は「完璧を目指さず、義務にしないこと」に尽きます。
趣味ノートは、あくまで自分の楽しみのために書くものです。
誰かに強制されるものでも評価されるものでもありません。
「毎日書かなければ」という思い込みは、続ける上での大きな負担になります。
書く気分ではない日や忙しくて時間がない日があって当然です。
そんな時は、思い切ってノートから離れてみましょう。
数日、あるいは数週間空いてしまっても全く問題ありません。
また書きたくなったときに自分のペースで再開すれば良いのです。
他人と比較して落ち込まない
SNSなどで他の人の素晴らしいノートを見ると、自分のノートが見劣りするように感じて書くのが嫌になってしまうことがあります。
しかし、他人のノートはあくまで参考です。
比較するのではなく素敵なアイデアを自分のノートに取り入れるヒントとして活用しましょう。
あなたの「好き」の形は、あなただけのオリジナルです。
続けるためのハードルを下げる工夫
- 書く時間を決める
例えば、「週末の夜、お茶を飲みながら30分だけ書く」というように、ノートと向き合う時間を生活のルーティンに組み込むと、習慣化しやすくなります。 - 小さなことから始める
どうしても書く気になれない日は、関連するシールを1枚貼るだけでも、お気に入りのペンのインクの色見本を作るだけでも大丈夫です。ノートを開く、という行為自体が大切です。 - 目標を公言しない
「毎日続けるぞ!」と宣言してしまうと、それがプレッシャーになりかねません。自分の心の中だけで、ゆるやかに楽しむのが長続きのコツです。
趣味ノートは、あなたの人生を豊かにするためのパートナーです。
焦らず、無理せず、長い目で付き合っていくような気持ちで楽しみながら続けていきましょう。
自由に楽しく趣味のノートを作ってオタクライフを楽しもう
ここまでの内容を箇条書きでまとめます。
- 趣味ノートの目的は記録だけでなく自己表現でもある
- ノート選びは目的や書きたいスタイルに合わせて決める
- リングノートやシステム手帳はカスタマイズ性が高い
- ドット方眼や無地はレイアウトの自由度が高い
- 基本的なフォーマットを決めると書く内容に迷いにくい
- 「映え」を気にせず自分のペースで楽しむことが最も重要
- テーマを決めない「なんでもノート」は気軽に始められる
- 音楽や映画など特定のジャンルに特化させるのも楽しい
- 上質な文具を選ぶと書くモチベーションが向上する
- デコレーションは色数を3色以内に絞ると統一感が出る
- マスキングテープやシールは手軽におしゃれ感を演出できる
- 写真やチケットは一工夫して貼ると思い出がより鮮やかになる
- 毎日書く必要はなく義務にしないことが継続の秘訣
- 他人と比較せず自分の「好き」という感情を大切にする
- 最も大切なのは自分がワクワクしながら書くこと