
休日ってどう過ごしてる?



うーん…ほとんど寝てるか、スマホ見て終わっちゃってるかも。



わかる。なんかダラダラしちゃうんだよね。でもちょっと罪悪感ない?



そうそう。ほんとは勉強とか自己投資とか、ちゃんとしたことしたい気持ちもあるんだけど…
こんなふうに、頭では「有意義に過ごさなきゃ」と思いつつも、心では「好きなことに没頭したい」という気持ちを抱えている社会人は少なくありません。
でもその好きを大切にできるかどうかで、休日の価値は大きく変わります。
無理に頑張るのではなく、自分らしさを活かしてリフレッシュできる休日こそが、明日の元気や将来の力につながるはず。
この記事では、「好き」を武器にした休日の過ごし方をテーマに、20年後の自分があの時やっときゃ良かったと後悔しないようにするためのヒントをまとめてみました。
現在40代の自分が20代の自分に言ってやりたいことの羅列になっています。
自分のような40代になりたくない20代の皆さんに読んでいただけると幸いです。
- 20代の社会人にとって休日の過ごし方がなぜ大切なのか
- 予定を立てることで休日にメリハリが生まれる理由
- 一人の時間や趣味を前向きに捉える考え方
- 好きなことが将来につながる自己投資になり得ること
20代の社会人は休日の過ごし方がとても大事!


- 20代は仕事とプライベートのバランスを意識しよう
- スケジュールを立てて休日にメリハリをつけよう
- 一人の時間を楽しめると心が元気になる
- なんとなく過ごすと寂しい気持ちになる理由
20代は仕事とプライベートのバランスを意識しよう
20代は、社会人として本格的に働き始める時期。
仕事に慣れるまで時間がかかるし、プレッシャーも感じやすい年代です。
そんな中で、「休日くらい何も考えずに過ごしたい…」と思うのは自然なこと。
でも、だからこそ少しだけ意識してほしいのが、仕事とプライベートのバランス。
ここでは、なぜバランスを意識することが必要なのかをまとめてみました。


仕事に全力になりすぎると心が疲れてしまう
頑張りすぎるのは、自分でも気づかないうちにストレスをためてしまいます。
仕事に集中しすぎると、心のゆとりがどんどん減っていくからです。
20代は仕事で成果を出さなきゃと思いがちです。
仕事で成果を出して早く一人前として認められたいという気持ちも大事。
でも、ずっと気を張ったままだと、疲れがたまるだけでなく自分らしさを見失うことにもつながります。
バランスが取れていると毎日が気持ちよく感じられる
休日をうまく使えると、生活全体にいいリズムが生まれます。
オンとオフを切り替えることで、心と体にメリハリがつくからです。
たとえば、平日は少し忙しくても土日は好きなことをする時間と決めておくだけで、気持ちに余裕が出てきます。
毎日が「やらなきゃ」で埋まっていると疲れますが、「楽しむ」時間を作るとそれがひと休みの時間になるのです。
今の習慣がこれからの人生をつくっていく
20代の過ごし方は、その後の生き方のベースになります。
習慣は意識しなくても続いてしまうからこそ、最初が肝心なのです。
「休日寝るだけ」「なんとなくSNSだけ見て終わる」というクセがついてしまうと、それが当たり前になっていきます。
一方で「週末は好きなことをする時間」と決めておけば、その積み重ねが自然と豊かさにつながります。
スケジュールを立てて休日にメリハリをつけよう
「せっかくの休日、気づいたら一日中ダラダラして終わってた…」
誰しもそんな経験が一度はあるかと思います。
疲れているからこそ休みの日はのんびり過ごしたい。
でも、休んだはずなのにどこかスッキリしない。
そんなあなたに試してほしいのが、ちょっとだけ予定を立てること。
カッチリした計画じゃなくていいんです。
ここでは、休日にスケジュールを設定するメリットについてまとめてみました。


休日に予定があると気持ちも体もシャキッとする
ざっくりとでも予定を立てると休日が充実します。
何をするか決まっているだけで、気持ちにメリハリがつくからです。
予定を決めていないと「あとでやればいいや」と思ってしまい、結果としてその「あと」が来ず、1日が終わるなんてことになりがち。
たとえば、「午前中は部屋を掃除する」とか「午後は散歩する」など、簡単でもいいので計画しておくと行動に移しやすくなります。
やることリストは少なくてOK
休日のスケジュールは欲張りすぎてはいけません。
1~2個のやりたいことに絞るとうまくいきます。
予定をつけ込みすぎるとかえってそれがプレッシャーになってしまって、休みの日なのに心が安まらなくなってしまうからです。
休日はあくまでリラックスするための時間。
気軽にこなせるだけの量を設定するようにしましょう。
スケジュールを立てる習慣が自己肯定感アップのきっかけになる
休日を上手に使うことができると、気づかないうちに自己肯定感も上がっていきます。
「またダラダラしてしまった・・・」といったような後悔が減るからです。
少しでも予定をこなすとちゃんと過ごせたという満足感が生まれます。
その積み重ねが「自分が決めたことができる」という意識付けにつながり、仕事のやる気にも良い影響を与えてくれるのです。
一人の時間を楽しめると心が元気になる
「休日は誰かと過ごさなきゃ、もったいない?」
そう思っている人も多いかもしれません。
でも、一人の時間を心から楽しめるようになると、気持ちが安定しやすくなるんです。
静かな時間の中で、自分の気持ちに気づいたり、考えを整理したりできるのも、ひとり時間ならではの魅力。
ここでは、ひとりをネガティブにとらえない前向きな過ごし方についてまとめてみました。


一人で過ごす時間は心の休憩になる
一人で過ごす時間は心をリセットする大切なチャンス!
誰かと一緒にいるとどうしても気を遣ってしまうからです。
20代の皆さんは職場で先輩と接する機会が多いので人間関係やお付き合いに疲れている方が多いのではないでしょうか。
職場や人間関係で疲れているときは、自分のペースで過ごせる時間はとても貴重です。
自分が思うように過ごすことで心を休めましょう。
「ひとり=寂しい」と決めつけなくていい
ひとりでいるからといってさみしいわけではありません。
自分で進んでひとりになっている時間は自分を癒やす時間です。
映画館に行く、本屋でゆっくり過ごす、こうしたひとりでの行動は自由で贅沢な時間でもあります。
寂しい人ではなく、自分を大切にできる人と捉えることで見える世界も変わるのです。
一人の時間は自分を知るチャンスでもある
一人で過ごす時間を通じて、自分が本当に好きなことに気づけるチャンスでもあります。
まわりに合わせる必要がないので、自分に正直になれるからです。
静かな時間にふと思いついたことや感じたことをノートに書いてみるのもおすすめです。
頭の中がスッキリして、自分の気持ちや考えがクリアになりますよ。
なんとなく過ごすと寂しい気持ちになる理由
「休日は自由なはずなのに、終わったあと何だか虚しい…」
そんな風に感じたことはありませんか?
SNSを見ても、友だちと遊んだわけでもなく、特別なことをしたわけでもない。
だからといって、何かが間違っていたわけじゃないのに、ぽっかりと心に穴が空いたような気分になる。
ここでは、なんとなく過ごした休日の後に感じる寂しさについてまとめてみます。


何もしない時間が「孤独」に感じるのは自然なこと
予定がない時間が続くと、さみしさや不安を感じやすくなります。
人は「何か意味のあることをしていたい」という本能があるからです。
たとえば、休みの日にずっと寝ていて気がついたらテレビからサザエさんのエンディングテーマが流れていた。
自分も20代の頃そんな日が結構あって「何やってるんだろう・・・」という気持ちにさいなまれたことが何度もあります。
何を得られなかったという思いが、心の中でさみしさにつながっているんです。
刺激がない時間が続くと気分が落ち込みやすくなる
心が何も感じないままだと、やる気や楽しさも感じにくくなってしまいます。
脳は新しいことが大好きで、刺激や変化がないと元気がなくなるそうです。
部屋にこもって同じ景色ばかり見ていると気持ちも沈みがちになります。
近所の公園を歩くだけでも、自然や音に触れることで脳が刺激され、心が少しずつ元気を取り戻していくのです。
脳が刺激を求めるメカニズムについての詳細は以下のサイトを参照してください。
LIFEHACKER「脳は「新しいこと」が好き:特性を生かせばもっと賢く学習できる」
「意味のある時間だった」と思えると満足感が生まれる
小さなことでもやってよかったと感じられると、さみしさは薄れます。
自分の行動に納得感があると、それだけで心が落ち着くからです。
たとえば、「気になっていた本が読めた」とか「部屋を少し片付けられた」など、小さな達成感を得られるだけでも満たされた気持ちになります。
大きなことをしなくても、ちょっとしたことで休日の充実度は変わるのです。
20代の社会人には「好き」を大切にする休日の過ごし方がおすすめ


- 趣味は「現実逃避」じゃなくて立派な自己投資
- 好きなことを続ける人が伸びる理由
- 一人でも楽しめる趣味で心と体をリフレッシュしよう
趣味は「現実逃避」じゃなくて立派な自己投資
「趣味なんてただの遊びでしょ」と思うかもしれませんが、実はそうとも限りません。
先ほど少し触れましたが、誰にも邪魔されず、自分の好きに集中する時間は、心と頭を整えるためのとても大切な時間なんです。
気づいていないだけで、趣味はあなたの未来を支える力にもなります。
ここでは、「趣味=逃げ」ではなく「趣味=強み」ととらえることについてまとめてみました。


好きなことに打ち込む時間は思考のリフレッシュになる
趣味に集中することで、頭の中が整理されてリセットできます。
楽しいことに夢中になると、ストレスが自然と軽くなるからです。
たとえば、絵を描いたり、音楽を演奏したり、自分の好きなことに集中することで、悩みや不安を一時的に忘れることができます。
これは「気をそらす」のではなく、心を整える大事な働きなのです。
趣味は知らないうちにスキルや知識を育てている
続けているうちに趣味が自分の力になっていくことがあります。
楽しんでいるうちに自然と学んだり、工夫したりするようになるからです。
たとえば、写真が好きな人なら、カメラを使い方や構図の知識がどんどん身につきます。
SNSで発信すれば反応を得られて、楽しみながら得意なことを育てていけるのです。
これまで知らなかった自分の力に出会えるチャンスにもなりますよ。
「楽しいからやってる」が一番のモチベーションになる
誰かに言われたからではなく、自分の好きで動いている人は強いです。
無理せず続けられるものは、自信と行動力につながっていくからです。
仕事ではどうしても「やらなきゃ」で動くことが多くなると思います。
でも、趣味は「やりたい」で動けるのです。
その意欲は、将来的に副業や転職を後押しするパワーにつながります。
好きなことを続ける人が伸びる理由
「趣味をやってて何になるの?」
なんて声を、どこかで聞いたことがあるかもしれません。
でも、好きなことを地道に続けている人ほど、あとから大きな力を持つようになることがあるんです。
誰かに評価される前に、自分のためにコツコツ続けた経験は、あとで思わぬ形で役立つことがあります。
ここでは、なぜ好きなことを続けることが将来につながるのか、その理由をまとめました。


継続できることはそれだけですごい強みになる
ひとつのことを続ける力は、大きな価値になります。
好きなことでも途中で飽きてしまう人が多い中、コツコツ続けることができる人は少ないからです。
たとえば、毎日少しずつイラストを描いてSNSに投稿する、自分の歌声をYouTubeで発信する、自分の好きなことを続けているだけですが、数年後にそれが仕事になっていた。
こんな事例がいくつも出てくる世の中になりました。
最初は小さな一歩ですが、これが積み重なると立派な実績になるんです。
20代のうちは試行錯誤する時間がたっぷりある
若いうちは失敗してもやり直せるので、好きなことに挑戦するチャンスの時期なのです!
この時期は時間にも体力にもまだ余裕があるので、いろんなことを試すことができます。
20代当事者の皆さんにはあまりピンとこないかもしれませんが、40代も後半にさしかかった私からすると20代のあのときやってきゃよかったな~と後悔することがいくつもあります。
私の年代になると20代の時ほど、自由に使える時間もないし、無意識に凝り固まった制約や責任のようなものが、新しいことをやりたいと思う気持ちを奪うのです。
だからこそ、今のうちに「好きかもしれないもの」にも時間をかけてみましょう。
それが将来の選択肢を広げてくれるかもしれませんよ。
自分らしさが武器になる時代に備えておこう
もうすでにそんな時代に突入しつつあるのかもしれませんが、これからの時代は「好きなこと=自分らしさ」が個性として評価される時代です。
SNSやインターネットでの配信が当たり前となり、自分の趣味や思いを共有できる場が広がっているからです。
これまでは「みんなと同じ」が安心でしたが、これからは「自分らしさ」が強みになる時代。
自分の世界を持っている人は、それだけで注目されやすくなります。
小さくてもいいので、自分だけの好きな世界を持ち続けることが大切です。
一人でも楽しめる趣味で心と体をリフレッシュしよう
「誰かとじゃないと楽しめない」と思っていると、趣味の幅は狭くなってしまいます。
でも、ひとりでできる趣味には、心を落ち着かせたり、気分をリフレッシュさせたりする力があります。
特別な道具やスキルがなくても、今日から始められるものもたくさん。
ここでは、日々の疲れを癒してくれるひとり趣味の魅力と始め方をまとめました。


一人の趣味は自分のペースで楽しめるのが魅力
まわりを気にせず、自分の好きなときに取り組めるのが一人趣味のいいところ。
誰かに合わせる必要がないので、気を遣う必要がないからです。
早朝のカフェで読書をする、映画館に行ってみるなど、自分だけの空間と時間を楽しめると、気分もスッと軽くなります。
無理せず気楽に乗り組めるので続けやすいですよ。
体も動かせる趣味はリフレッシュ効果が倍増
少しでも身体を動かす趣味は、心と体の両方に良い影響を与えます。
軽い運動はストレスを和らげ、脳の働きも活性化させるからです。
ヨガやストレッチ、近所を散歩するだけでも血の巡りが良くなり、気持ちが前向きになります。
スマートフォンを見てばかりの休日より、ずっとスッキリした気分になれるはずです。
趣味があるとふとした時間がごほうびに変わる
好きなことがあるだけで、日常の中に楽しみが増えます。
「この時間にはこれができる」と思うだけで、日々の過ごし方が前向きになるからです。
たとえば平日の夜、「週末は新しいレシピに挑戦しよう」「見たかったドラマを一気見するぞ!」と考えると、仕事の疲れも少し和らぎます。
ひとり時間の楽しみがあることで、毎日がちょっとだけ明るく感じられるのです。
最後に20代の社会人に向けた休日の過ごし方についてまとめます
ここまでの内容を箇条書きでまとめます。
- 20代社会人にとって休日の使い方は心と体の健康を保つカギであり、今の習慣が将来の自分をつくっていきます。
- 予定が少しあるだけで休日にメリハリが生まれ、「何もできなかった…」という後悔を防ぎ、自己肯定感が高まります。
- 一人で過ごす時間は寂しいものではなく、自分の心を整えたり本音に気づいたりできる大切なチャンスになります。
- 趣味は現実逃避ではなく、自分らしさや将来につながる強みになり得る、立派な自己投資のひとつです。
- 好きなことをコツコツ続けることで、自信やスキルが育ち、人生を自分のペースで豊かにしていくことができます。
仕事に追われがちな20代の社会人こそ、休日の過ごし方を少し見直すだけで毎日の充実度が大きく変わります。
スケジュールを立てて心にメリハリをつけたり、一人の時間を楽しんだり、好きなことに夢中になったり。
どれも小さなことですが、積み重ねることで未来への力になります。
大切なのは「こうしなきゃ」ではなく、「自分が気持ちよく過ごせるかどうか」です。
自分らしい休日のスタイルを、少しずつ見つけていきましょう!

